KuriKumaChan’s diary

Kuri ちゃんと Kuma ちゃんの飼い主の独り言

自宅 NAS 交換 (3) iTunes ライブラリの移行 (NAS to NAS) とクラウド & ローカルの共存

Apple Music / iTunes ライブラリ (クラウド v.s. ローカル)

私は比較的クラウドサービスには抵抗感は無い方なのですが、自分の音楽ライブラリを「全て」 iCloud にアップロードすることには抵抗感があり、相変わらず手元でリッピングした音源はローカルのライブラリーで管理しています。一方で Apple Music もファミリー契約でサブスライブしており、膨大な登録された音楽も楽しんでいます。
物理的には以前は window マシンのローカルドライブにライブラリと全ての音源を置いており、QNAP 導入後はライブラリも含めてその両方を NAS 上で管理してきました。

ローカルの iTunes ライブラリの引越し (NAS to NAS)

ですので今回の NAS の移行においても他のデータと共にカンタンに新規導入の TS-453Be に移っていましたが、その際に NAS 上のディレクトリ構造を少し簡素化したために MacBook から見えるパスが変わってしまい、「音源が見つからない」メッセージが大量発生しました。これは想定された事なのですがそれでも深くなりすぎていたディレクトリ構造の簡素化をやっておきたくて、NAS 移行後にアルバム一枚づつパスの修正を手で行いました。
まぁ、ホントは「音楽を聴く」ことが本質であるユーザーがこんなことをせずとも良いための iCloud ライブラリなのでしょうけれどもね。何となく「何でApple に俺の音楽財産を差し出さなければならないんだよ!大きなお世話だ。」と思っています(大した量の資産ではありませんが)。 旧機種の TS-431+ の時に NAS 上の各種フォルダ構成を整理しておけばよかったのですが、それをずっとサボっていたツケを今回一括で支払ったような気がしました。

ライブラリへのパスが変わってしまうとこのメッセージが消えない‥

「ライブラリを同期」の設定

ところで通常 iPhoto で Apple Music を使う際には「設定」で「ライブラリを同期」をオンにすることが当然のようにガイドされます。しかしオフのままでも Apple music の契約さえあれば検索で好きなアーティストやアルバムを見つけて聞くことは可能です(自分のライブラリ機能を使わない、ということなのでしょうね)。ですので私の iPhone は個人のローカルライブラリの音楽と、たまにいちいち検索して聞く Apple Music に特化しています。それでも検索履歴が 3件表示されますので、次に説明する方法を使わなくても Apple Music を軽く聞く程度ではこれで充分ですね。

ローカルライブラリにアクセスする Mac 側の設定は「ライブラリを同期」をオフ
ローカルライブラリにアクセスする Mac 側の設定は「ライブラリを同期」をオフ

iPhone 側の設定も「ライブラリを同期」をオフ
iPhone 側の設定も「ライブラリを同期」をオフ

ローカルとクラウド (iCloud) の両ライブラリーの使い分け

ではローカルライブラリも利用しつつ、契約した Apple Music で自分の好みで保存したりプレイリストをクラウドライブラリに作りたいときはどうするのか?
実は結構長い期間このことに悩んでいたのですが、私の環境では簡単なソリューションがあったのです。iPhone の他に iPad も使っていたのです。それまで iPad で音楽を聴くことは無かったのですが iPad で「ライブラリの同期」設定をすれば自由に Apple Music を聞いたりダウンロードすることができます。もちろん自分のライブラリの中にしか無い曲と Apple Music にしかない曲を混ぜたプレイリストなどは作れませんが、現実的には大した制約にはなりません。それより当初問題だったのはイヤホンとiPhone / iPad の切替。当時は一般的な bluetooth イヤホンを使っていたのですが、接続先を切り替えるときに①旧接続元を操作して Bluetooth のオフかイヤホンの接続解除 ②次に新接続デバイスを操作してイヤホンの接続、という2段階の操作が必要でこれが煩雑でした。そこで救世主になったのが AirPods Pro。コイツは新しい接続デバイスで操作をするだけで一発で上記の①②の動作を行ってくれます。AirPods Pro のおかげで更に音楽を楽しめるようになりました。(現実的に頻繁に切り替えるわけではありませんが‥)

要は複数台のデバイスがあればいい

なお、iPhone の他に iPad など iOS デバイスを持っていなくても、Android デバイスでも Apple Music のライブラリを使うことは出来ますので、スマホに台持ち以上であれば上記の方法は実現できます。

次回はこちら!

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