前の記事では LANケーブルを接続する器具を「コネクタ」として呼んでいました。どちらかというとケーブル側に付いている物(オス)を「コネクタ」と呼び、壁側のコンセントのような固定された器具(メス)をモジュラージャックと書いていました。が、今一つちゃんと理解していたり確認したりした名称ではないので、ちょっと調べてみました。
ネット上では概ね「凸= プラグ、凹=ジャック」ということでした。一番わかりやすい整理の「IT用語辞典」の一節を引用しておきます。
脱線ですが、ここで「レセプタクル」という用語にも赤線を引いてあるのは、「滅多に耳にしないけれどどこかで聞いたことあるなぁ。」と思ったからです。それは「ランプレセクタブル」という昔々の裸電球をねじ込む(凹)天井に付いていた器具のことでした。電気工事士の実技の試験でこいつを使った配線問題が必ず出ます。試験の準備をしている頃は、
「負荷(電気機器)として象徴のように使うには器具も簡便でいいけれども、今時実生活でお目にかからない器具をいつまで試験に出すのだろう?」
と思いながら配線作業をしていたのを思い出しました。ただ今回は「なるほど〜、凹だからジャックの仲間だったんだねー」と納得しました。
一応英語でもその通り用いられているのかを確認したくて、今回購入していた Cat6A 用ジャックのメーカーである Panduit のサイトを見たところ、やっぱり「凸= プラグ、凹=ジャック」のようですね。
ということで、今後は「凸= プラグ、凹=ジャック」で統一していきたいと思います。
参考情報)
https://eleking.net/img/k21k-lighting0124.jpg
「差し込みプラグのようにオス型に分類される突起の付いたコネクタを思い浮かべるかもしれませんが、それのみを指してプラグとは言いません。 プラグは接続用の電子部品であり、差し込みプラグのほか、受ける側のメス型プラグも存在します。」