3日前に、友人が今まで嫌がっていた Facebook を始めた途端、山のように「知り合いかも」と表示されて気持ち悪くなったという話をしてきました。
その友人の話では限られた情報(氏名(漢字ではない)、メールアドレス、生年月日)しか登録しておらず、友達申請も限られた人しかやっていないにも関わらず、高校、大学、会社などの知り合いがわんさと表示されていたとのこと。
Facebook 上の友人も増えていけば「友達の友達」がどんどん候補に上がってくるのだと思いますが、初期段階では、自分が連絡先を Facebook に公開したらその内容をもとに、自分が公開しなくても誰かの連絡先に自分の名前とメアドが入っていたりしたら速攻で友達候補になるでしょう。「ですので自分の連絡先は Facebook や LINE には公開していないです。」とお話ししました。
と言いつつ少し自分の設定が心配になって確認すると、Facebookの「設定とプライバシー > 設定 > メディアと連絡先 > 連絡先をアップロード」はちゃんとオフになっていて安心したのですが、「詳しくはこちら」なる表示が気になりました。
「詳しくはこちら」を押すと「友達を検索」という画面に変わりそこには今度は「管理または削除」というリンクが。それを押すと今度は「連絡先のアップロードと管理」という画面に「すべて削除」というボタンととともに、山ほどの知り合い連絡先として載っていました!
驚いて「すべて削除」ボタンを押したのですが、数分かかる事もある、完了したら知らせるよ、とメッセージが表示されましたが一晩たっても音沙汰はないしアップロード済みの連絡先は削除されないままでしたが、しばらく様子を見ることにしました。
「連絡先をアップロード」がオフにも関わらずアップロードされていたということは、他のデバイスがオンになっているかもしくは過去のアップロードがそのまま残っているかのどちらかだと思い、今残っているデバイスの iPhone, iPad, Pixel, 楽天 mini を確認しても全てオフの設定。となると過去のデバイスからのアップロードの残骸なのでしょうか。あとは念のために「ログインの場所 > ログイン」からどのデバイスからログインされていたかを確認すると、おおよそ過去一年分くらいしか表示はされませんでしたが、上記のデバイス以外でリストされていたのは昨年オークションで売却した Huawei P20 Pro だけでしたので、他にはデバイスは無さそうです。
一方の LINE は「設定 > 友だち > 友だち自動追加」はしっかりオフになっていたものの、Facebook のようにもし過去にアップロードしてしまった連絡先があったとしてもその事実は確認のしようが無いようです。その分 Facebook の方がわかりやすいと言えばわかりやすいです。ただし LINE は Facebook と異なりスマホでのログインは同時には一台に制限されているし、iPad 版のアプリでも連絡先へのアクセス権限は与えていないので、管理すべきデバイスがやや限定されるというのは少し気が楽かも。
そうは言っても「すべて削除」ボタンを押して2日経っても消えないので、またサポートに連絡しなくてはならないのかなとめんどくさいと思っていたところ、Facebook の通知で「削除したよ」と連絡が来ました。
この手の設定にはそれなりに注意をしているつもりだったのですが、きっと今はないデバイスの時代にアップロードをオンにしてしまった時があるのでしょうね。いつの時のことかわかりませんが、それ以来「アップロード設定はオフだから大丈夫!」と安心していたのはバカでした。
きっと LINE も誤ってアップロードしてしまったものは今まで皆無だとは言い切れないのかもしれません。
難しいですねぇ。でもいずれにしても Facebook と LINE の設定はたまには再度確認してみる価値はあるようです。
p.s. Faebook とは別アプリとなっているメッセンジャー自体にも連絡先アップロードの機能はあるようなので確認は必要です。(私はアップロード済みの情報はありませんでした。)