既に発表されたことではありますが、アサヒカメラの休刊に続いて日本カメラも休刊を発表しました。
最終号の「2021年5月号」で悲しいのは日本カメラ社のホームページでもその最終号に関しては内容に関しては紹介されていないこと。日本カメラさんでは最終号の紹介を自社ホームページに掲載する余力もなくなってしまっていたということでしょうか。休刊のお知らせを掲載するのがやっとだったのでしょうか。
私自身、中学高校時代からお小遣いで余裕のある時は購入していましたし、社会人になって会社勤務に慣れてきた頃から 30年近くアサヒカメラと共にずっと購読していました。
私の購読は会社勤めの終わりを見据えて少し前にもうやめていたので、なんとなく自分が購読しなくなったことも休刊の要因の一部になってしまったと、悲しい気持ちにもなります。
日本カメラに申し訳ない、という気持ちもと共に「写真雑誌をもう一度自分の手で開いて見たい/読みたい」という気持ちも強く湧いて、最終号となってしまった 「2021年5月号」とその一つ前の「2021年4月号」を購入しました。
「2021年5月号」はアマゾンではもう売り切れになっていましたが、「2021年4月号」は私がこのブログを書いている 2021/04/18 21:00 現在まだ購入可能でした。
日本カメラ 2021年4月号 (2021-03-19) [雑誌]
- 発売日: 2021/03/19
- メディア: Kindle版
「2021年4月号」では当たり前ですが、当然デジカメ中心の記事構成。ソニーの α1 や富士フィイルムの GFX100S の記事が全面に出され、キヤノンの EOS R6 のテストレポートで掲載されています。
フィルムカメラの記事としては大石芳野さんのライカユーザー紹介くらいでしょうか。
いくら昔ながらの雑誌が休刊となってしまったことを悲しんだとしても、自分が雑誌を購入しなくなってしまった現実を考えるととても複雑な気持ちになります。