KuriKumaChan’s diary

Kuri ちゃんと Kuma ちゃんの飼い主の独り言

キンライサーでノーリツの給湯器を交換してみた

どこで最初に認知したのか自分でもよく分からないのですが、なぜか頭のどこかに「キンライサー」が残っていたので見積もりを取って給湯器を交換した、というお話です。

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まだ壊れていないけれどガス給湯器を交換することにした

今回は給湯器の基本機能自体には不具合はまだ出ていなかったのですが、「壊れる前に」交換したのはいくつか理由があります。
まず、2年前にノーリツの 10年警告が表示されてから、頭の片隅には「そろそろ壊れるんだろうな」と言う認識がありました。

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直近ではどうか分かりませんが、各種半導体不足のニュースの中に「給湯器壊れたけれども納期は半年以上!」みたいな話もネットでチラホラ目にしていました。
あと思い出したのが、昔札幌に住んでいる時の冬に給湯器が故障し、ガス会社に連絡して交換したらほぼ定価だった記憶。修理も可能だったはずですが、「そんなに長く延命はできない」と言われて交換したのですが、当時は相見積もりをとる相手もわからずに言うがままにほぼ定価を支払った記憶だけが蘇ります。

と言うことで、たとえ修理可能であったとしても十分に安く交換できれば今交換しても損はない、と思い見積もりを取ってみることにしました。

見積もりを取ってみた

もう 20年以上前?の札幌の時とは違って、今ではガス給湯器もネットで何社も安価な数字を提示しているようです。今回はガス会社(系)店舗の見積もりと、ネットで 2社見積もりを取ってみようと思いました。今はガス会社系は東京ではライフバルですね。ネットではキンライサーとあと一社見積もりを取りました。

選択のバリエーションは決まっている

メーカーは実質的にノーリツ、パロマ、リンナイの 3社しか無いですし、機種/仕様もどのメーカーでもほぼ同様のパターンの中から「標準タイプ」と「エコジョーズ」、あとは能力の組み合わせが提供されている様子でした。現在使用中のものから考えると、

ガスふろ給湯器 (高温水供給式タイプ)> 屋外壁掛タイプ > 能力 (うちは 24号) > エコジョーズか否か 、フルオートか否か

のバリエーションで決まるようです。そうなると選ぶオプションとしてはメーカーエコジョーズか否か、フルオートか否か、くらいでした。

見積もりを取る前にメーカーの違い、エコジョーズとは?、フルオートって何が違うの?くらいは一通り調べておいて、メーカーの違いは現在では大きな差はないだろう、値段が許せば「エコジョーズ + フルオート」がイイな〜、と言う感じ 、といった感触を持って見積もりを取ることにしました。

3社の結果

残念なことに「あと一社」の見積もりが手元に残っていないので、細かな比較が今できませんが、見積もりを取った 6月時点では在庫のあるメーカー/機種は結構限られており、3社で同一メーカー同一機種で数字を揃えて比較することは出来ませでした。特に「24号、エコジョーズ + フルオート」は少なかったようです。
ライフバルでは在庫分しか扱えない(在庫のないものは納期が全くわからず予約を受けられない)と言うことでしたが、リンナイであれば 24号はエコジョーズもフルオートもセミオートも在庫があるとのこと。
キンライサーは希望する「エコジョーズ + フルオート」は在庫が無いもののノーリツで必要なパターンの見積もりを出してくれました。

結局ライフバルのリンナイと、キンライサーのノーリツでの比較となりましたが意外とライブバルも安かったのに驚きました。メーカーの差分は分かりませんが「エコジョーズ + フルオート」で 2万円程度の差しかありませんでした。さらにライブバルは「ネットで受注しているところは大抵給湯器を変えるだけ。うちは浴槽との配管もちゃんと交換します!」とのアピール。

心はかなりライフバルに動きました。何かあればお店が車で 15分くらいのところにあるのですぐに来てくれそうだし。でもやっぱり決めては「10年保証」。ライフバルもメーカー保証を超えた 5年の保証をしてくれるとのことでしたが、給湯器が 5年以内に壊れることないでしょ?と考えると 10年と言うのが魅力です。ただキンライサーに修理連絡してもすぐに来ているれるのだろうか?と言う心配はありますし、10年以内にガス給湯器が壊れるって本当にレアケースなんじゃない?という気持ちもありましたが。

納期は半年 → 実際には 3ヶ月程度

と言うことでキンラーサーに発注します。その時点で納期は 6ヶ月程度とのことでしたが、そのくらいなら使っている給湯器が壊れないように祈るのもまぁいいかと。結局 2ヶ月と少しで入荷したと連絡が入りましたが、私の都合があって先週交換工事を終えました。

キンライサーの営業と作業担当者

ガス給湯器のネット販売を初めて利用するにあたって気になるのが営業と作業担当者の対応なので気がついたことだけ書いておきます。

営業

全てメールのみで、対面はもちろん電話でのやり取りはありませんでした。そういった対応に不満や不安がなければ全く問題ありません。不明の点や追加の見積もりなどは何回でもちゃんと対応してくれました。
メールの返信はたいてい翌営業日には連絡があったと思います。待たされた、と言うことは一度もありませんでした。ただし、複数担当者が話を引き継ぎながら返信してきます。これも担当者の休暇や都合もあるでしょうから納得ですが、同じメアドで別の担当者から返信が来るのでちょっと面食らいました。

工事担当者

実際には「キンライサーの工事担当者」なんて人はいなくて、契約の一般の工事業者の方だと思います。素人の見た目と雰囲気でしか判断できませんが、こちらが嫌な感じをすることは全くなく、気持ちよく少なくとも素人目には丁寧に作業してくれたと思います。今回初めてのエコジョーズなのでドレン排水の対応が必要だったのですが、私は排水ホースでも壁に這わせるのかと思っていましたが、丁寧にパイプ処理をしていってくれました。

キンライサーで気になった点

ほとんど気になることはありませんでしたが、人によっては抵抗感を持つかもしれないのが 2点。

LINE で領収書発行

領収書は基本は LINE で提供されます。具体的には QR コードを読み取ってキンライサーと LINE 友達になってアンケートに答えた上で領収書のファイルをダウンロードする仕組みです。個人的には LINE アプリや企業の LINE 友達は好みではないのですが、紙で領収書をもらって自分でスキャンするのもめんどくさいのでまあいいか、と受け入れました。

同一メアドを複数担当者が利用し返信

上にもチラッと書きましたが、同一メアドから複数担当者が連絡してくる運用には不便を感じると言うよりは違和感を持ちました。少なくとも(キンラーサー社内の)セキュリティ上好ましくないと思いますし。 多分顧客との営業状況をメールスレッドで確認しているのだと思いますが、メールアカウント数をケチるのでなければ、顧客とのチャット管理が Web でできる仕組みは今どきいくらでもありそうですからそうしたら良いと思いました。まぁ、そう度々お世話になる会社でもありませんし、大きなお世話かもしれませんが。。。


と言うことで、無事キンライサーでガス給湯器が交換できて、きっとガス代も少し安くなるのではないかと思います。


<2022/10/12 追記> 工事から一週間経ってこちらは忘れていましたが、東京ゼロエミポイントの申請に必要な書類が送られてきました。申請自体は多分できたので、ゼロエミポイント申請に係る話は別途書こうと思います。

www.zero-emi-points.jp