サブスクは気をつけないと利用しないにも関わらずお金だけ支払っている状況に陥るので、できるだけ不用意に開始しないか、もしくは意識して確実にキャンセルしようとしています。サービス提供側は解約されないようにしようとディスカウントクーポンを発行して引き止めにかかるようです。今回は週刊文春の例を。
週刊文春 電子版 契約の経緯
宗教団体の話題と政治家のつながりが明るみになった頃、確かメールニュースの配信だけ週刊文春電子版の登録をしたと思います。通常は 2,200円/月 もしくは 22,000/年 とそれなりのお値段がかかりますが、ひと月だけ無料か 100円くらいのプロモーションをやっていて、それに加入したのが最初です (09/08)。
その後、興味ある話題が続いたので、ひと月だけでキャンセルするつもりで月額プランで契約しました (10/08)。もちろん自動継続は危ないので、月額プラン申込後即自動更新を停止しました。
しかし興味ある話題がなかなか収束せずもうひと月契約するか逡巡していた時に、限定割引のお知らせが来ました (11/07)。限定割引の内容を確認すると、年額プランを前提に 22,000円 → 12,000円 とのこと。
「おー、いきなり半額の提示か!」
興味ある話題はまだまだ続きそうなので、ひと月 1,000円ならば 1年間だけ購読してみるか、と年額契約してみました。
2022/09/08 週刊文春 電子版 プロモーション 購読申込
2022/10/08 週刊文春 電子版 月額プランの契約更新 ¥2,200
2022/10/08 (月額プランへ契約更新した同日) 購読契約の自動更新停止
※※※ 契約の自動更新は危ないので可能な限り早いうちに自動更新を停止しておく
2022/11/07 まもなく購読期間が終了します【購読継続のご案内】購読期間の終了後に、限定割引をメールにてご案内いたします
2022/11/09 購読期間終了 【限定割引のご案内】年額プラン 10,000円割引1ヶ月あたり1,000円でご購読! ※2年目から通常価格の22,000円(税込)で自動更新となります。
限定割引で更新してみた
後で役に立つのかどうかわかりませんが、一応手順だけメモがわりに載せておきます。
実際にはログインした状態で始めました。
別の 10,000円 off クーポンもあるようだ
私は使わなかったのですが、クーポンコードが異なる年額 10,000円割引の案内も届いてきました(二つのクーポンは同時に利用できない)。同時期に同額の別クーポンを提示することに何の意味があるのかわかりませんが、契約継続のために少しでも別の機会に目に入るようにいるのでしょうね。
カレンダーに 「自動継続キャンセル(=契約キャンセル)」の予定を書いておこう
たいていのサブスクは自動継続になっていますが、自動継続を意識的にキャンセルする設定はできるのが普通だしそれがサービス提供側の良識だと私は思っています(自動継続をキャンセルする UI の無い Adobe のようなところもありますが)。最初の月額プランは申し込みと同時に自動継続のキャンセルもしました。
ところが今回の年額プランの契約時に以下のような表示がありました。
<解約方法>マイページ内のご契約内容の「自動更新を無効」にすると、上記契約の自動更新が停止して、契約が解約となります。
問い合わせたわけではありませんが以下のように読み取れます。
- 解約方法は当然提供している。それは「解約」という操作ではなく、「自動更新を無効」という操作によって解約を行える。
- 契約期間中に「自動更新を無効」の操作をすると契約期間中であっても契約が解約となる。
最後の「契約期間中であっても契約が解約となる」とはどのような意味でしょうか?素人の私には、
- 自動更新に関してのみ解除され、購読は当初の契約期間中は可能である。
- 購読も含めた契約自体がキャンセルされ、年額プランの契約期間である 1年に満たない場合であっても、費用返却なしに契約の購読サービスが停止される。
のどちらか判断がつきませんでした。
良識的な対応だと私が思う a であるかもしれませんが、そうやすやすと自動更新をやめられては困るので、あえてわかりにくい表現にしているのかもしれませんし、単に実際は b なのかもしれません。
b だとしたら、契約期間中に契約終了しない限り自動更新を停止することはできない、ということであり、実質的に
「契約はいつでも中止できるけれど、「自動更新だけ停止して残りの契約期間のサービスを受ける」ことはさせないよ。」
と言っているように理解できます。
かなりモヤモヤが残りますが、深掘りする余裕がないので、今の時点ではしっかり来年 10月末 のカレンダーに余裕を持って「週刊文春 電子版の解約」と書いておくことにします。