KuriKumaChan’s diary

Kuri ちゃんと Kuma ちゃんの飼い主の独り言

写真ファイルの管理用 NAS を 10GbE/HDD から 2.5GbE/SSD に移行 (1) すぐにやらなければならないこと、今後検討すること


今までに確認したように、いくら高速の 10GbE の環境があっても NAS のドライブが HDD ではキャッシュを積んだとしてもその帯域を生かせるとは限らず、Lightroom Classic (LrC) がアクセスする写真データの置き場とするなら、帯域が 1/4 でも SSD NAS の方が快適だということが数値でも体感でも確認できました。そこで今回は QNAP TBS-464 という少し古いモデルを私の写真保存用 NAS として本格的に利用することにしました。

TBS-464 に新しい写真ファイルを保存するようになった。AWS へのバックアップも...

すぐにやらなくてはならないこと、やりたいこと

今までは TS-453Be 一台で運用してきたのすが、現時点ではこれをリプレースすることはせず(NAS の容量的にリプレースは厳しい)、少なくとも当面は 2台運用とせざるを得ません。その中で、すぐにやらなければならないこと、いずれ解決していくことを整理します。

TBS-464 のクラウドバックアップ

まず優先順位の一番高いことは新規運用を始めた TBS-464 自体のバックアップ。TBS-464 は RAID 5 構成にしていますので、SSD 障害が 1枚に発生しても即死にはなりませんが、NAS 自体が水没や火事にあえば即データは失われます。今の時代ではそういった災害よりマルウェア感染の方がリスクは高いかもしれません。
クラウドバックアップに関しては、TS-453Be でバックアップ運用を開始した時から時間も経っていますので、保存方法の設計など再度検討した上で TBS-464 のバックアップ運用をしたいと思います。

TS-453Be からの同期停止、共有フォルダの更新アスセス権を削除

この時点では二つの NAS にそれぞれ同一名称の共有フォルダ "Pro5300" が存在しています。クライアント (Mac) からの更新も含めたアクセスにするのは TBS-464 の方を使う運用としたので、HBS3 の同期設定を停止します。さらにTS-453Be 側を誤って更新することのないようにTS-453Be 側の "Pro5300" に対するアクセス権を "deny access" にして誤ってマウントしてしまうことも避けます。これは QTS/GNS3 からサッと設定できました。

NAS のスナップショット機能の利用

緊急度はクラウドバックアップほどではありませんが、もともと QNAP の NAS には(どこのメーカーでも?)標準機能としてある「スナップショット」が以前から気になっていたので、これも検討してみます。NAS 上のファイルを誤って削除してクラウドのバックアップから復元した、という経験もあるし、 世の中で増えているマルウェア対策としても何かしらの世代管理は必要だと思います。

UPS の接続変更

NAS は UPS に接続してあります。単に「UPS 経由で ac 電源をとる」というだけなら既に今ある 2台の NAS も UPS から電源をとっているのですが、停電時に USB 接続した UPS からの信号でサーバー (NAS) をシャットダウンする設定は 1台の NAS しかできない (UPS に USB の口が一つしかない) ので、現在の TS-453Be から TBS-464 に接続変更し、QTS の設定を行う必要があります。 たいした作業ではないのですが、気持ちの問題でちょっと後回しにします。

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すぐに実現できなくとも今後考えなければならないこと

緊急とは言えないものの、考えなくてはならないこともあります。

2台になってしまった NAS の扱い/運用

どうみても考えなくてはならないのは、「一般家庭で 2台も NAS を運用するの?」ということ。
電気代だってかかりますし、1台にまとめた方が良いに決まっています。
しかし、今回導入した TBS-464 の総容量は約 5TBで、メディアは SSD で HDD に比べてまだまだ高価。いや 2026年になった今となってはさらに高価なので HDDと同等の容量を確保するのは現実的ではなくなりました。(SSD は去年購入した時に比べて 5倍にもなっているので...)

絶望的な価格高騰

2台の NAS それぞれの今の容量はざっくりこんな感じ。

NAS メディア 総容量 使用済み
TS-453Be HDD, 8TB x2 + 3TB x2 9.9TB 4.42TB
TBS-464 SSD, 2TB x4 5.1TB 1.25TB

TS-453Be
TBS-464

今まで使っていた TS-453Be だけにしか存在しないデータを厳選すれば新しい TBS-464 1台にまとめることも出来なくはないと思いますが、やはりストレージには余裕がないと気楽に使えませんので、1台への統合は今の時点では諦めることにし、2台のより良い活用は今後の課題とします。

過去の S3 Glacier にある 写真バックアップの扱い

これは TBS-464 のバックアップをクラウド上に設定する際に一旦は考えなければならないことです。つまり、新しい NAS のバックアップを既存の S3 Glacier のデータに上書きするか? それとも今まで定期的にバックアップしてきた AWS S3 Glacier のデータは一旦凍結し、新規バケットを作成してバックアップを始めるか? テクニカルなことを考える前に S3 Glacier に保存しているコストを確認しておくと直近では以下のようになっていました。

5月の AWS に関わるコストは $3 ちょっと、¥510 だった。

現在の S3 Glacier 保存データ量は 1.59TB

現在の AWS バックアップに関わるコストは510円/月。
これから取得するバックアップもこの程度のコストとなるでしょうけれども、それ以外にこのコストをずっと支払い続けるのは避けたいですが、当面はこの 510円/月は安心料としてしばらく支払続け、新規バックアップはこれとは別に取得することにします。そして今ある S3 Glacier のバックアップ無くなっても新規バックアップだけで安心できる!と判断できる材料を揃えてから削除することにしたいと思います。


ということで、この後は新たに AWS に取得する NAS のバックアップ設定、スナップショットの設定に進みます。