KuriKumaChan’s diary

Kuri ちゃんと Kuma ちゃんの飼い主の独り言

シャープの洗濯機分解清掃の罠 - 2回の実施で 2回ともエラー E04 で脱水できず

すでに旧型となっている洗濯機に発生したエラーのお話なので直接参考になるケースは少ないと思いますが、いつもの自分の備忘録も兼ねて。

シャープの選択機 ES-GX850 の分解清掃を行なった後、「少量の衣類でもエラーコード E04 を表示して脱水ができなくなった」という現象です。先日も含め過去 2回経験しましたので「次回」があるかどうかわかりませんが念のために。

ディスクレイマーですが、この手の分解清掃をメーカーは推奨していませんのでご注意ください。またセンサー関連の話は作業実施された方の話をもとに書いており、自分の目で現物を確認したわけではありません。

対象の洗濯機 - シャープ ES-GX850

以前に使っていた洗濯機で洗たく槽ハイター をサボると洗濯物にカビが付着することがあり、極力カビに無縁な洗濯機を、ということでシャープのこの機種を購入して利用しています。

シャープのホームページより
いろいろカビの抑制の仕組みがあるようで、4年程度使用していますが今の所洗濯物にカビが付着することは皆無です。(もちろん洗濯槽ハイターの類は使っています。)
しかし、あくまでも「洗濯槽の内部には」カビが繁殖していない、というだけで洗濯機の内部(洗濯槽の外部等)にはそれなりにカビが繁殖していると考えられます。

やっぱりカビが気になりエアコン清掃のついでに洗濯機も分解清掃を依頼

「(洗濯物が触れる)洗濯槽の中さえ守られていれば良い」というのが大原則ですが、そうはいってもそばにカビが生えている機械の中で洗濯されるのは嫌なもの、ということで 2年に一度程度エアコンのクリーニングを頼む際に洗濯機の分解清掃も頼んでいます。

【前回】がっちりマンデーを見て「おそうじ○○」に依頼 - 結局シャープに修理依頼

2年ほど前、TBS のがっちりマンデーを見ていたら、個人の掃除業の方を効率的に組織し作業品質も向上させる「おそうじ○○」が紹介されていて、ここにエアコンと洗濯機の分解清掃を依頼しました。
実際に分解された洗濯機の内部を見せてもらうと、やはりそれなりに洗濯槽の外部などには黒々としたものが付着していた記憶があります。
一通り分解清掃が終わると、洗濯機も空回し試運転をして作業完了。翌日気持ちよく洗濯をすると、「脱水ができない!」という声が。洗濯物を徐々に減らしてもエラーコード E04 がすぐに発生して脱水の回転が止まってしまいます。

ES-GX850 取扱説明書より

清掃担当の方に連絡をすると夜に飛んできて点検してくれましたが原因がわからず、結局その担当の方がシャープに直接連絡し、翌日シャープの修理担当者がやってきて直してくれました。
シャープの方の話だと、洗濯機の水平が十分出ていなかったことと、ドラムのそばにあるセンサーの位置が分解の際にズレていてすぐに洗濯槽が触れていたようだ、ということで両方の調整をしてすぐに解決しました。
(シャープの修理費用はおそうじ革命側で負担しているようでした。)

【今回】安心の?「ダ○○○」に依頼 - また E04 だが自力で解決

今年も 2年ぶりにエアコンの清掃と合わせて洗濯機の清掃も頼もうと考え、少し値段が高いのは覚悟の上作業品質が高くて作業後にエラーが発生するようなことはないだろうと期待してダ○○○に頼みました。正確にはダ○○○では今は洗濯機の分解清掃はホームページ上では受け付けていませんでしたが、エアコンの清掃を頼む際に電話で確認すると分解清掃も事前確認の上問題なければやってくれることになりました。
申込後すぐに事前確認に来て洗濯機の確認をした上で「分解清掃もやる」ということになって一安心。

ところが今回も当日の試運転ではほとんど洗濯物を入れていなかったためか全く問題がなかったのですが、翌日実際に洗濯物を入れると E04 が発生。期待のダ○○○ だったのでこちらもかなりガッカリしましたが、気を取り直して連絡して担当者にまた見てもらうことになりました。
今回はシャープを呼ぶことはなく、作業をした担当者の方がまず水平の再調整。その上で試行錯誤して再度分解してセンサーの位置が洗濯槽に触れやすくなっていることに気づいて調整し、組み立て今回もばっちり直りました。

家電メーカーとして清掃しやすい仕組みも考えてほしい

実際にダ○○○が洗濯機の分解清掃をやめたのはこういった作業後の不具合の確率が高かったのかもしれません。個人的には作業に伴って発生したトラブルの事例データベースを整備しておけば自信を持って作業を受けられるのではないかとも思いますが、現実には市場にある洗濯機の機種と作業件数を比べてあまり効率的なビジネスにはならないと判断したのかもしれません。

一方メーカーにも「分解清掃できる洗濯機!」を特徴にした機種を作ればウチのような綺麗好きにはウケると思うのですが、これもマーケットから見たらきっと少数派なのでしょうね。
きっと、 「洗濯物はカビからしっかり守る(けれどもその他の部分はカビが生えても捨てるまでそのまま)」 という洗濯機ばかり出てくるのでしょうねぇ...