KuriKumaChan’s diary

Kuri ちゃんと Kuma ちゃんの飼い主の独り言

二度目のドラレコ SD カードの 「パフォーマンス低下」と「初期化してください」メッセージ - Mac でカードを認識できず。

一年半前に運転中に突然表示が出てビックリした、ドラレコの SD カードに関するメッセージがまた表示されたので再度フォーマットした、というお話です。しかも前回には起きなかった問題が起きたり、最終的に車のドラレコでもフォーマットする手順など若干手間取りました、

blog0.kurikumachan.com

二度目のメッセージ

前回発生した際には 2022年 11月に上の記事で紹介していたので、一年半ぶりのメッセージ表示です。

ドライブレコーダーのSDカードのパフォーマンスが

低下しています。

大切な映像をパソコンに移動したあと、SDカードの

初期化をしてください。

埃だらけのディスプレィ...

前回初めて表示された時にはビックリしましたが、今回は二度目だったので慌てる事なく、また遠出中だったこともありそのまま放置して家に帰ってから対応しました。

Mac では「読み取れないディスク」

家に帰って前回の自分の対応を読み返して、同じ手順で対応しようとしたのですが、今回は Mac ではカードを認識しなかったので、やむなく Windows PC でフォーマットしました。 読み込めない Mac でも「初期化」はできるようでしたが、もしかしてそもそもドラレコの記録ができていないとまずいので、一旦は内容確認をするために Windows PC で記録済みデータの確認も行いました。

数回カードを出し入れしても変わらないので、Mac でのフォーマットを諦める。

Windows 版 「SDメモリカードフォーマッター」で「上書きフォーマット」

Windows PC で記録データがちゃんと保存されていることを確認して、フォーマットを行います。 Windows 標準機能でフォーマットしても良いとは思いますが、一応前回と同様に今回も SD アソシエーションのもの (Windows版) をダウンロードして使いました。

「上書きフォーマット」を選択

Windows 版もフォーマットオプションは Mac 版と同じだったので「上書きフォーマット」を選択しました。処理時間も前回の Mac と同様におおよそ 10分かかりました。

念の為 Mac で読み込ませると「読み取れないディスク」 - 原因はアダプター?

ちなみに Windows PC でフォーマットした後に Mac で読み込ませてみましたが、フォーマット後も読めませんでした。

接続したディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした。

前回どうしたか定かではありませんが、上記の操作は以前から私が使ってきた MicroSD → SD の変換アダプターを使っていました。私の Mac mini の USB ハブにはMicroSD のインターフェースもあるのですが、習慣でアダプターを噛ませていました。

ドラレコに使っている MicroSD (下) とアダプター
特に今まで問題なく使えていましたし、現に今回も Windows PC では普通に使えてはいたのですが、念の為 MicroSD をそのまま USB ハブに装着してみると、何の問題も無くテスト用に Windows PC でフォーマット後にコピーしておいたテストファイルを Mac でも確認することができました。

変換アダプターを使うこと自体が悪だとは思いませんが、使わずに済むのであれば使わないほうが良いのでしょう。

車のドラレコでもフォーマットして使い始める

フォーマットの操作が分からない?

私の車とドラレコはフォレスター (SK5) のダイヤトーン製ナビ装着のドラレコなのですが、ナビパネルからのフォーマット操作で手惑いました。前回の記録には具体的な手順を残していなかったので、ナビパネルをあちこちいじって試行錯誤する羽目に。

"INFO" > "ドライブレコーダー" > "ドライブレコーダーの設定" > "SDカードの初期化"

これが正しいドラレコ SD カードのフォーマットでした。これ以外にも.
"INFO" > "設定・編集" > "システム" > "メモリの初期化" > "SDカードの初期化"
というメニューもあるのですが、こちらはドラレコとは別のナビ/音楽むけ SD カードの初期化手順でした。
ちなみに正しくフォーマットされたか否かは初期化直後にドラレコの記録内容を確認すればわかります。ドラレコの動画ファイルは結構こまめに新しいファイルとして記録されているので、記録の再生動画一覧を見れば直前のファイルの有無でフォーマットされているかどうかが判断できます。

ドラレコ SD カードの 「パフォーマンス低下」と「初期化してください」メッセージが表示されて驚く

愛車フォレスターのエンジンを掛けて走り出すとタイトルのようなワーニングメッセージがナビに表示されてびっくりし、結局 SD カードのフォーマットをしてみた、というお話です。

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外出先で「大切な映像をパソコンに移動してください」と言われても

ある日、Forester で家から 1時間ほど走り、用事を済ませて帰ろうと走り出したらいきなり下のメッセージがナビに表示されました。

エンジンを掛けて走り出したらこの表示。焦る。。。(マップは隠してありますがちゃんと表示されています)
「んー、走り出しにこんなこと表示するなよ!」と思いつつもドラレコの起動時チェックで検知された異常に対するワーニングなのだろうから仕方がない、とその日はメッセージを消してそのままナビも使いながら帰宅しました。もちろんナビは正常に動いていましたし、帰宅時に直前のドラレコ録画をチェックしましたが映っていたようです。

調べてみる

まずはスバルに - ドラレコ(ナビ)の操作でフォーマットしてください

「まずは何はともあれ取説確認をしよう!」と思ったのですが、ドラレコ単体のマニュアルは無いのか見当たりません。考えたらドラレコはディーラーオプションだったはずなので、スバルにメールで問い合わせ。すると営業さんからすぐに電話があって、
「私も一回経験しました。メッセージに従って初期化しました。ナビのパネルから SD カードのフォーマットのメニューがあるので、それでフォーマットして今は問題なく動作しています。その対応をしていただけますか。」
とのこと。
まぁそういうメッセージなんだし昔はパソコンで HDD のデフラグやフォーマットなんでしょっちゅうやっていたことなのだから、SD カードだって初期化すればいいんだよな、とは思いつつ、基本的にドキュメントの無い指示は確認したくなるので少しだけ調べてみました。

SanDisk の記事 (2018年) - 定期的のフォーマットすることで安定して使える

car.watch.impress.co.jp

2018年の古い記事だが基本は変わっていないと思うので参考にさせてもらう。この記事では SanDisk の産業用 SD カードの Industrial に加えて高耐久 (High Endurance) モデルがあって、それらについて SanDisk の担当者がインタビューに応えている、という形態の PR 記事です。

「SDメモリカードフォーマッター」とホスト機での2回のフォーマットが推奨
この記事を読みながら、毎年猛暑が繰り返すようになってしまった今、High Endurance のカードを買おうかとも一瞬思ったけれどちと高い。安いものに手を出すとまがい物も多いようだし。

結局上の記事を読んで、メーカーが自社の PR 記事で定期的なフォーマットを推奨しているのだから、まずはフォーマットして使ってみよう、という結論になりました。

実際にフォーマットしてみる

「SDメモリカードフォーマッター」を Mac に導入

ちゃんと記事にしたがって、推奨のツールを使うことにしました。 www.sdcard.org ちゃんと Mac 用もありました。

まずはバックアップ

念の為、何はともあれバックアップをします。多分過去の映像を綺麗さっぱり消去したってそうそう困ることはないとは思いますが、何かの犯罪捜査の手助けになる可能性もあるかな、などと考えて習性に従ってバックアップを取りました。

「SDメモリカードフォーマッター」でフォーマット - 時間がかかる

記事で推奨の「フルフォーマット」をやろうとしたのですが、最新バージョンではその選択は見当たらないので「上書きフォーマット」を選択しました。これが結構時間がかかり完了までおおよそ 10分。

記事で推奨の「フルフォーマット」は見当たらないので「上書きフォーマット」を選択

10分ほどでフォーマット終了

ドラレコでフォーマット - 一瞬で終わる

これまた記事の「さらにホスト機でフォーマット」とありましたのでドラレコでもナビのメニューからフォーマットします。こちらはクイックフォーマットのようで、一瞬で終わりました。

録画されているか確認

作業が終わったままドラレコ & フォーマット済み SD カードの動作確認を行わないで、もし次に出かけるときにエラーメッセージでも出ると目が当てられないので、フォーマット完了後すぐに動作確認をします。動作確認と言ってもドラレコの場合専用のパワースイッチがあるわけではなく、車のエンジン連動なのでそのためだけにエンジン再始動しなければならず「省エネに反する」とは思いつつエンジンをかけます。
起動時にエラーメッセージが出ないことと、数分間アイドリング中にドラレコ録画ファイルが何ファイルか作成されて、それを再生できることを確認して一応問題なく作業完了!としました。


一応何週間か様子をいていますが、新たなエラーもパフォーマンス低下のメッセージも表示されないので、とりあえずはメデタシメデタシということで。

ENEOS SS アプリ - スタンドのお兄さんのサポート無くては登録完了できなかった - クーポンは嬉しい!

さほど車の利用頻度は高くない私なのですが、ガソリンの価格の上昇には気になっていました。先月近所の SS に給油に行ったら何やら新しいアプリが導入されて、何円/l かお得になるとのこと。
早速アプリを導入して、次回の給油から使ってみよう!と思ったのですが.....
スマホアプリなどは得意にしている私ですが、コイツは自力では設定完了できずガソリンスタンドのお兄さんに最後の設定をやってもらい登録完了できた、というお話です。
アプリの基本機能は(多分)そんなに悪い作りでは無いと思いますが、宣伝文句と利用説明に関しては少なくとも一般ユーザーを相手にしたテストは行っていないか、行ってもそのフィードバックは取り入れられていないと感じました。

一応苦労して登録が終わった時点の整理です。アプリ QR コードで決済するのは... 私の車の使い方だと来月だろうなと思いますので、QR コード利用に関してはまた別途書きます。

2023/05/09 追記
クーポンに関して追記しました。

2023/02/13 追記
「QR コード利用」つまりこのアプリを使った支払いに関して追記しました。

ENEOS SS アプリとは

アプリのイメージを操作面を簡単に言うと、給油時の決済はこのアプリ(の QR コード)で支払い完了になるということです。
本当の決済は事前に登録してあるクレジットカードで行われますし、他にも紐づけたポイントカードへのポイント加算が行われるということ。これだけならよくある仕組みですね...
あとガソリン種類や給油量も事前設定をしておけばそれが QR コードを通じて伝わるので口で説明しなくても良い、というのもウリです。つまり「レギュラー満タン!」の一言を言わなくても良いということです。が、その一言くらいを削減できるのは利用者のメリットなのでしょうかねぇ.... もちろん発声に難がある人には大きなメリットだと思うのですが。

アプリの現実的なメリットは、割引クーポンが配布されることのようです。給油クーポンと洗車クーポンがあるようです。初回は 5円/l の割引とのことなので結構大きいですが、私の給油タイミングでいつもクーポンが配布されているのか少々心配です。マツキヨアプリだって今までは実質常時クーポンを配布していたのに、未配布時期が最近はチラホラ見かけるようになりましたし。個人的にはクーポンの配布を気にするのはあまり気分が良いものではないと感じています。
クーポンに関しては【追記2】に実際の配布状況に関して追記しました。

まぁ、新しい仕組み好きでちょっと割引になれば良いかな、という感じですね。 多くを期待すると手間の割に... となるかもしれません。

自力では出来なかった理由が二つ

今回の記事では最初に「スタンドのお兄さんのサポートなくては登録完了できなかった」と書いていますが、私の理解の限り「アプリをダウンロードして次回の給油時に QR コードで決済してみよう!」というのは実現できないと思います。

そもそも一見の客が単独では登録完了できない仕組み

一見の顧客が アプリをダウンロードして設定準備をしようと思ってもクレジットカード登録もできないのす。調べてみて分かったのですが、私は知らなかったのですが最近のガソリンスタンドではすでにクレジットカードを事前登録したドングルのようなデバイスで決済する手段があったのだそうです。ENEOS では EneKey というドングルを用いた方法があり、アプリのその EneKey の情報を登録することでアプリが EneKey の代わりになる仕組みのようです。
そのためすでにデバイスとしての EneKey を持っている人以外はアプリをダウンロードしても、アプリで決済ができるための設定完了はできません。
私も含めて EneKey を持っていない人は、新たに EneKey デバイスを入手するか、そんなもの持ちたくない、という場合はスタンドのお兄さんに相談してレシートに表示されるバーコードを使って... とやってもらう必要があるようです。

スピード決済ツール3種類の特徴を徹底比較!スマートキーケースを利用してスマートなお支払いを | CxC通販

手順も難解

EneKye という障害があるにもかかわらず、アプリ紹介サイトはサイトの見た目だけ分かりやすそうな説明を最初に並べていますが、分かりにくいです。その辺りは記事の最後の方にまとめておきます。 一般的には「スタンドのお兄さんにお願い!」が現実的のようです。

実際の私の準備とスタンドでの対応

ガソリンスタンドなんて給油する時にしか行きませんし、その給油なんて私の場合はだいたい月に一回程度。なので一発で登録完了できないで持ち越すと次回の給油の翌月になってしまう、という私の例です。

ダウンロードしてできたのはアカウント登録だけ

そもそもこのアプリを知ったのは、確か 8月の給油の時。給油が終わってスタンドを出ようとした時にアプリ宣伝の立て看板を見たのが最初です。立て看板には「割引」の文字があったので家に帰って次回の給油に備えてダウンロードして設定を試みましたが、最初に軽く触れたように EneKey なんて持っていなかった私には登録完了できず、下の記事を読んで「あー、やっぱりスタンドに行かなくてはならないんだ」と諦めて次回給油時にやってもらうことにしました。 getsaitan.blog.fc2.com

初回 SS 訪問 (給油) 時はなんと免許不携帯

9月にはガソリンがあまり減っていなかったので洗車をしてもらいに行きました。その際アカウントだけ登録した中途半端なアプリを携えてスタンドへ。この時よく分かっていない EneKey のことが頭の大部分を占めていたらしく、なんと財布を忘れていました。洗車は戦車券があるので問題ないのですが、EneKey の相談をすると「アプリの登録は EneKey の対応も含めてこちらでササっとやってあげられるのですが、その際に免許証の確認をしなければならないのです...」と。財布を忘れて当然免許証も家に置いてきてしまった私は、アプリに関しては何の進捗もないまま ENEOS カードの入会を勧められて入ってしまいました。クレジットカードなどはそんなに何枚もいらないし年会費取られても嫌だし、と言ったら、「年一回以上のカード利用で年会費無料です!」と迫られ、財布は忘れるしアプリの登録も完了できずにショックを受けていた私は抵抗できずにカードに入会...

2回目の SS 訪問(給油) 時にはあっさり完了

で、先日家に届いた ENEOS カードも持って SS へ。先月の財布を持たないおかしな客のことは覚えていてくれたらしく、手際よく対応してくれました。お店側の手順としては以下のようでした。 - 一旦給油を ENEOS カードで決済。ただし手動でアプリ利用と同様に 5円/l の値引き設定。 - レシートのバーコードの読み込みなどスタッフがやってくれ、私がアプリ操作したのは誕生日の入力くらい。
以上で設定完了です。

不満

何が分かりにくいのか?今考えてみると「EneKey とやらが何者なのかわからない」のと「登録にあたっての流れが分かりにくい」というのことですね。解決策としてはそれらを熟読/熟知するのは多分大変なことなので、上の「2回目の SS 訪問(給油) 」に書いたように、ガソリンスタンドに着くなり
レギュラー満タンお願いしたいのですが、ENEOS SS アプリへの登録も手伝ってください!
とお願いしてしまうというのが一番良いと思います。

いきなり EneKey と言われても...

理解の障壁になるのが EneKey という単語。一言で言えば「EneKeyは、ENEOSのクイック決済ツールです。」となるそうです。

eneos-enekey.com これは一種の非接触型決済システムで、イメージとしては SUICA カードのようなもの。実際に EneKey というキーホルダー型デバイスがあるようです。SUICA はプリペイドが基本で事前チャージが必要ですが、EneKey は別途任意のクレジットカードと紐づけておくので、そのクレジットカード払いの購入時決済となります。
SUICA にはオリジナルの物理的なカード型のもの以外に、モバイル SUICA としてカード自体は不要でその機能をスマホに結びつけてその機能を実現するものが主流になっているように、EneKey もスマホアプリでその機能を実現しようというのがこの ENEOS SS アプリとそれに紐づける「モバイル EneKey ID」という番号になっているようです。
多分 ENEOS の決済システムが EneKey ID をもとに利用者とクレジットカードを紐づけるようになっているので、新たにアプリ個別にクレジットカード連携をさせるのではなく、もともとクレジットカード連携のある EneKey の仕組みを取り入れたのでしょう。
しかし、一般のガソリン購入ユーザーは EneKey ID なんて意識したくないし、現実に意識しなくてもアプリが表示する QR コードだけで決済できる仕組みに作ってあるのですから、実態は EneKey ID で回っている仕組みでもそれをあえて表に出さずに説明できないものか、と思ってしまいます。

アプリの紹介サイトを読んでも全貌が掴めない

ENEOS SS アプリにはそれなりに力を入れているようで、ビジュアルな紹介サイトが準備されていす。 eneos-ss.app このトップページに「アプリのはじめかた」というとても簡単そうに思える 3 ステップの説明が書いてあります。

アプリの設定は 3 ステップなのだけれど、実際の Step 2 の中身は...
3 ステップの絵だけを見ているととてもシンプルですが、それを信じているとその先の各種登録に面食らいます。
実際にはアプリのダウンロード後に次のページ「SSアプリの使い方」を見て設定を進めますが、いきなり上記の 3 ステップには含まれない「アカウント登録」を行う必要があります。もちろん一般的なアプリでは当然アカウント登録はありますが、このアプリではせっかく「3 ステップ」と整理しているのに、いきなりそのステップから外れた作業を行わせる誘導になっているところに戸惑いを感じます。後になって考えると、無理に 3 ステップに縮めるから分かりにくくなるのであって、最初からアカウント登録を含めた 4 ステップにしておけばもっとスッキリ頭に入るのに、、、と思います。
実際には Step 1, 2, 3 には含まれていない「アカウント登録」が必要(だと思う)
しかも最初に書いたように、モバイル EneKey に関する設定作業はもっと工程が複雑です。それをまとめて Step 2 に括ってしまうのにも抵抗を感じます。
さらにモバイル EneKey の設定作業の過程で「レシートのバーコードを読み取る」作業があります。
上記 Step 2 モバイル EneKey の登録方法のページ。アプリより複雑
「レシートが手元になければならない、ということは支払いを済ませてそのレシートを持っていないとアプリが使用可能にならないの???」
と私の頭では思考がストップしてしまいました。。。

エネオスカードを登録するとポイント連携ができない!

ということはどこにも書いていないのですが、実際にやってみるとアプリでそう表示されます。 アプリの利用には差し障り無いですが、アプリの宣伝文句にあるポイントカード連携に強い思いを持った人には詐欺のような話でしょう。連携できないカードもある旨の注釈はありますが、一押しの ENEOS カードが該当するのであればポイント連携なんてもっと制約事項を大きく書くべきだと思います。

ENEOS カード宣伝しておいてこの対応はなんだ!

参考にさせていただいた記事

getsaitan.blog.fc2.com

【追記1】実際にアプリで決済をしてみる

特別に体験がよくなるわけではない

この記事を書いてからだいぶ時間が経っての追記です。その間何回も車の給油をしたり、灯油を買ったりしています。
おそらく多くの人の流れとしては、入店するなりまずは、

客)「レギュラー満タンお願いします!」
     ↓
店員)「お支払いは?」
     ↓
客) 「カードで / 現金で / アプリで
     ↓
店員)カードの読み取り / アプリの読み取り → 給油開始

と言うだけでカード決済の時と特に変わりはありません。
むしろアプリを読み取るハンディ端末を持ってくるだけスタッフは大変そうな気がします。
また、事前にアプリに
「レギュラー満タン」
と登録していますが、だからと言ってそれを口にしくても良い、と言うことはメリットにはならないと思います。お店での第一声として口にするのがお互いのリズムになっていると重いのですが。

カードを持ち歩かなくても良いのは事実

全くメリットが無いか?というとそんなことはなくて、財布に給油用のエネオスクレジットカードを入れておかなくて良いのは楽ちんといえば楽ちんではあります。もしかしたら毎月くるクーポンを利用できることがメリットになっているかもしれませんが、クーポンをアプリ上で手動設定しないと反映されないのが今ひとつです。
トータルとしてはメリットはあるので、当面使っていこうと思います。

【追記2】クーポンは実質常に有効!(私の場合)

アプリを使い始めて半年近くなりました。おおよそ月に一回ほど給油していますので、アプリでの給油にもだいぶ慣れてきました。その間肝心の (?) クーポンはいつも利用していますので、当初はクーポンに関して不安があった(クーポンの配布タイミング、適用期間などがどんなものか分からなかった)のですが、少なく私のサービスステーションの場合は毎回クーポン適用の割引を受けることができています

クーポンには期限があるが、クーポン『非』適用期間は無い (私の SS の場合)

当然だとは思いますが、クーポンには有効期間が設定されています。最初はマツキヨのクーポンをイメージしていて、「クーポン『非』適用期間はあるだろう」と思っていたのですが、私の SS の場合はいつも期間がオーバーラップして常に 2枚以上配布されていますので実質的に「クーポン『非』適用期間」はありません!

配布されるクーポンには有効期間が設定されている。

さらにどうやら何回も利用できるようです。マツキヨのクーポンの場合は 1回限りとか多くても 2,3回ですが、回数制限自体が無いようです。実際にそうそう頻繁に給油しませんので絶対とは言えませんが、上図のように「設定中」というステータスなので、回数制限は (今は) 無いようです。

クーポンは給油前に設定作業が必要

ただし、(私の場合は) 給油のたびにクーポン期間は過ぎているので、給油前に手動でクーポンを設定しておく必要があります。私の SS ではスタンドのお兄さんが「クーポン設定はしていますか?」と聞いてくれるので安心ですが、一応自分で必ず設定してから SS に行くようにはしています。
この辺りを自動設定にして欲しい、というのはなかなか難しいかもしれませんが、せめて文字を大きくしてくれると年寄りにも嬉しいのですが。

残念なユーザー対応 - 三菱電機 (DIATONE) のカーナビの高速道路走行中の再起動について

Forester のカーナビの地図情報の更新を行ったのですが、ふと半年ほど前に何回か経験した三菱電機 (DIATONE) のカーナビの不安定な動作について思い出してしまったのでメモしておきます。今回の地図情報更新と一緒に問題となった動作も解消していると良いのですが...

DIATONE のカーナビをなぜ選んだか?

DIATONE はカーナビとして初めて選びました。今まではパイオニア (carrozzeria) が過去の車でディーラーオプションに設定されていたこともあり、多分一番多く選んだのだと思います。今回の Forester でも carrozzeria はディーラーオプションに設定されていました。ではなぜ初物の DIATONE にしたかと言うと、スバルの営業さんが. 「地図を指でスクロールするのがスマホ並みにスムースで使いやすいですよ!」
とおススメしてくれたからです。試乗車が出払っている時などはその営業さんの Forester (一世代前でしたが) で色々確認させてもらうなどして、実際に DIATONE のスクロールのスムースさは体験して、
「今回は DIATONE で行こう!」 と決めました。
実際納車されて 1年半経ちますが、car play にも対応しているし満足度高く利用しています。

高速道路走行中カーナビがいきなり再起動?

そんな DIATONE のナビですが、驚いたことがありました。
最初は東名高速を走っていて突然ナビが電源が落ちたように真っ暗になり再起動を始めたのです。以前乗っていた XV で夕日に向かって走っているとアイサイトがいきなり停止してしまうという経験は何回かあったのですが、アイサイトが停止しても普通に自分で運転操作すれば全く問題ないのですが、ナビがいきなりシャットダウンしてしまうという状況には驚きました。何せ高速出口までどのくらいあるのかなど頭の中には全くなくナビ頼りなのですから。その後も中央道でも同じ経験をし、確か 3回目の時に証拠?写真を撮りました。

走行中に再起動している DIATONE のカーナビ

スバルのお店に相談すると

ネットで DIATONE のホームページにはそんな情報はなく、スバルの営業さんに相談しても「経験ないですねぇ。」との話。ただしばらくして情報がありました。
「三菱電機の営業さんが来たので聞いてみたら、『それはカーナビの問題ではなく ETC システムの問題なのです。 ETC 2.0 の ITS 情報で本来あるべきではない大きな画像などのデータが配信されると発生するもので、高速道路のみで発生しうる。ただしダイヤトーンの主張としては本来あるべきではないデータを送る方が悪いのでそちらを治すべきなのでダイヤトーンは直さないと。』という話でした。」
当時のメモを見ながら書いたのですが、三菱電機の営業さんの話をスバルの営業さんを通じて聞いた話ですし、電話で私が説明を受けた時のメモにもバイアスもあるかもしれませんので、三菱電機の営業さんの発した正確な発言ではないかもしれません。
しかし、以下のことはおそらく事実なのでしょう。

  1. ETC システム側に仕様の変更があった 。(後に VICS の仕様変更だと判明)
  2. 稀なタイミングで (少なくとも) 発生する。
  3. DIATONE のカーナビが走行中に再起動をすることを三菱電機は認識している
  4. DIATONE ではこの再起動に対する修正配布以前に、公表もしていないし、ユーザーに周知するつもりはない

他のユーザーやメーカーはどうしているの? - アルパインは修正プログラムも配布

最初は私のカーナビ固有の問題だとばかり思っていましたが、ETC側の仕様変更で旧仕様のカーナビが再起動という誤作動を起こす可能性があるのならば、三菱電機が分かっていても発表しないとしても、他メーカーでも何か問題が発生しているのではないかと思いました。そこで「カーナビ 再起動」で 検索すると結構経験している人がいることが分かりました。(但し ETC ではなく VICS)

omusubi-korokoro.hatenablog.com

nishi-tomi.com

私以外にも、また DIATONE 以外にも同様の体験をする人がいることがわかりました。しかしいずれも基本的にユーザー側はビックリするだけで、誰も公表された情報を持ち合わせていない、ということがよく分かります。

さらに、ユーザーの経験事例だけではなく、メーカー側から情報発信しているところもありました。

ナビゲーション(2009~2012年モデル) 再起動事象について対策ソフトウェア配信について

ナビゲーション(2012~2015年モデル) 再起動事象について対策ソフトウェア配信について

カーナビメーカーでは私が検索した限りではアルパインだけが不具合を公表するとともに、修正も配布していました。それも結構古い補償期間外と考えられる 2009 年製のものでも対応しているのが立派!
アルパインの発表情報によると、「FM 多重 VICS 情報の増加」が原因ということなので検索してみると VICS の実証実験スペシャルサイトというものがあって、以下のような情報が掲載されていました。

VICS 実証実験ホームページより

実証実験スペシャルサイト| VICS

三菱電機の営業さんが言ったとされる「ETC 2.0 の ITS 情報」というのがこの事なのでしょうか。

私の DIATONE カーナビの再起動は 2021年秋に経験したもので、どうやら2020年から始まった実証実験の期間中の出来事だったようです。そして今年 2022年 7月から実験エリアを広げるということなので、 VICS 側で古いカーナビに影響を与えないような対応をしていることを祈ります。

三菱電機(の営業)の言い分について思う - 実証実験中とは言えユーザーに影響が出てもメーカーは知らん顔するのか?

アルパインの発表以外、VICS 情報の増加(= 実証実験?)とカーナビの再起動を結びつける公式情報は見当たりませんでした。おそらく仕様変更やそれに伴う影響に関する情報はカーナビメーカーと VICS センターの中だけで管理していてユーザーには一切公表していないのでしょう。もしかしたらそれは確定仕様ではなく実証実験中だから、とか実験中に VICS 側が修正すべきことになっている(もしかしたら修正済み)のかもしれません。しかし、何も知らないカーナビユーザーは高速道路走行中という状況の中でいきなりカーナビが再起動するという驚くような状況を体験しているのです。その原因やタイミングを知っているメーカーとして何もその製品を利用しているユーザーに積極的に周知しようという姿勢は少なくとも DIATONE (三菱電機) には全くありませんでした。仮にアルパインのように過去に遡って修正を配布することが物理的な理由によってできなかったとしても、事象をユーザーに伝えることくらいは出来たはずです。それなのに営業からして「うちの責任ではないのでうちは直しません」という態度でユーザーには全く直接知らしめる意思のないところが三菱グループの隠蔽体質に結びつけてしまいます。
そうなってくると、もう DIATONE は買わないでおこうというモチベーションが働いてしまいます。

何故リコール情報を対象オーナーにメールで通知しないのか?

今どきメールでの通知くらいしないなんてまだまだアナログだなぁ、と思うのですが、全く話題になっていないくらいなのだから、日本の自動車業界ではフツーのことなのでしょう。

今回のリコール - 命にかかわる欠陥ではないのらしい

愛車フォレスターのリコールがあり、その対応の修理に行ってきました。

レヴォーグ・フォレスター・レガシィ アウトバックのリコールについて | リコール | 株式会社SUBARU(スバル)

欠陥の内容としては、

排気ガス再循環装置(EGR)に搭載したEGR圧力センサにおいて、排気ガスに対する耐力が不足していたため、排気ガスによる腐食からセンサ出力異常を起こし、警告灯点灯、加速不良に至ることがあり、最悪の場合、エンジンが始動できないおそれがある

だそうです。「最悪」はエンジン始動ができないということなので、走行中に大きな事故に繋がるほどの問題ではないようです。

リコールとなる基準は?

本題から逸れてしまいますが、せっかくなのでリコールという制度について簡単に調べてみました。

www.mlit.go.jp

上記国交省の「リコール・不具合情報」のページには「回収・修理の種類について」の項目にリコール、改善対策、サービスキャンペーンと 3種類の対応が掲載されており、リコールに関してはその定義として「道路運送車両の保安基準に適合していない又は適合しなくなるおそれがある状態」がメーカー側の責任(設計、製造)の場合とされていました。保安基準って安全にかかわる基準ですね。
単に保安基準の適合がリコールになるかどうかの基準なのであれば、「タカタ製エアバッグのリコール」のように命に直結するものからちょっとした不具合まで様々なものがリコール対象となるのだと思います。

メーカー発表から中1日で営業から電話連絡が来た

今回ネットニュースでスバルが発表したのを知り、早速対象の形式と車台番号をチェックして自分の車が対象だと認識しました。スバルはオーナー向けアプリの「マイスバル」を提供していて、私もユーザー登録しているのでアプリ上でリコール情報をチェックしましたが、(少なくとも発表当時)には何の情報掲載もないし、私へのアプリを通じた連絡はありませんでした。
結局翌日担当営業さんから電話連絡があり、対象部品交換の日程調整などすぐにしてくれました。

「なぜメーカーはメール登録者にリコール発表とともにメールで連絡しなかったのか?」

私はさほどリコールとなった不具合を心配してはいなかったのですが、昨年テストした SUBAROAD や上に書いたマイスバルなどアプリを出してユーザー情報としてメールアドレスを登録させているのに何故メールで第一報を連絡して来なかったのだろう?と思いました。

スバルのドライブアプリ "SUBAROAD" を試してきた - 西伊豆ルート(道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」〜出逢い岬) - KuriKumaChan’s diary

思いつくのはこんなくらいでしょうか。

  • そもそも大した不具合ではない

  • 営業が伝えるものである

  • 本当はメールでも伝えたかったのだけれどできなかった

ふと、私と同期でやはりこの前定年で日本最大の自動車会社の企画部門を退職した友人に
「リコールの連絡ってメアド登録者にはメールで通知しないの?」
と聞いたら、
「営業からの連絡。販社管理のメアドを勝手に自動車会社側で使うのは問題ある」
とのこと。(彼が退職前の状況です)
確かに販売会社には車を買った際にメアドを登録した記憶がありますが、スマホ用アプリなどはどう考えてもスバル本体が運営しているはずで、そこにメアド登録したのだからスバル本体からメールで連絡が来てもいいのになぁ。と思いました。

スバルのユーザー管理 - SUBARU ID

スバルのアプリや各種サービスは、SUBARU ID という ID で一元的に管理されているようです。その SUBARU ID の紹介メールが来ていたので、「ご利用規約」をちょっと覗いてみました。

スバル ID の利用目的

SUBARU ID利用規約 | SUBARU

「SUBARU IDご利用規約」より

なんだ運輸省が定める「リコール、改善対策、サービスキャンペーン」の実施を個人情報の利用目的としているじゃないですか!
なんでせっかくの情報を使わないのだろう???

せっかくの登録情報を使わない理由は?

私はメール連絡だけで済ませれば良いじゃん、と言う考えではありません。丁寧な説明や対応が必要で電話連絡が必要な場合があることは大前提として理解しています。
しかし、本当に緊急事態だとなった場合にも人海戦術の電話だけで対応するのでしょうか? まず早い段階での第一報は販社に任せる前にスバル本社からメールで一斉通知しておけば、オーナーはより早く知ることができはずです。

もしかしたらリコールでも基準を設けてあって、命にかかわるような場合には対象オーナーに第一報をメール連絡しているのかもしれません。でもそんなレアケースに備えたメールの一斉発信なんて実際にやったことあるのでしょうか?往々にしてそんなレア対応はやってみると例えば対象者抽出などで何かしらの問題が発生してすぐにメールが送れないなんてことは実務ではよくある話だと思います。

私の感覚からしたら、規約に書くくらい本当に対象オーナーにメール発信するつもりであるのなら、ちょこちょこと発生するマイナーなリコールも含めて必ずオーナーには第一報を発信する運用を普段から行なっておくべきだと思います。

なーんてことを勝手に考えていたら、こんな記事がありました。 www.subaru.co.jp

そっかぁ、販社による個人情報の不適切な対応が対応が全社的に行われていて、メアド運用に慎重になっていたのかな? などとも勝手に想像したりもします。

しかし、いつまでも「大事なお話は電話で」と言うのはやめて、「まずはメールで迅速な第一報を。必要に応じて電話連絡も」くらいにならないものなのでしょうか。。。

スバルのドライブアプリ "SUBAROAD" を試してきた - 西伊豆ルート(道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」〜出逢い岬)

スバルが今年の公開を予定しているスマホ用ドライブアプリの先行体験プログラムに参加して、アプリに登録されている西伊豆スカイラインを含むルートを走ってアプリを試してみました。
(そもそも一人で行きましたが、人との距離を十分保ち、現地では特産物をたっぷりお土産に購入してきました!)

走る道のすべてを発見と刺激へナビゲートする、SUBARUオーナーのためのドライブアプリ。

sdi-lab.jp

sdi-lab.jp

概要と結論

アプリ自体に関しての情報は、実質上記のリンク先情報だけの案内なので、雰囲気だけの理解で申し込んで使ってみました。
アプリを私なりに簡単に説明すると、

  • スマホアプリ(現在は iOS 版のみだけれど、正式公開時には Android 版も提供されるらしい)
  • 走りを楽しめるお勧めルートをリストしてくれる(現在は西伊豆の1ルートのみ)
  • ルートを選択した上でルートのスタート地点からお勧めルートを実際に走る時にこのアプリを使うと
    • カーナビの代わりにナビゲーションしてくれる(Yahoo! カーナビみたいな感じ)
    • ナビゲーション以外にドライブに合わせて周囲の情報などを声で案内してくれる
    • ドライブの雰囲気にあわせた音楽を流してくれる
    • アプリ内に走行履歴が管理される

と言う感じでしょうか。アプリも実質一日しか使っていないので少し外している部分もあるかもしれませんが、大きくは間違っていないと思います。

上記を見てみると、「大したことはないな」と言うのが印象だと思います。実際私もそうでしたが、走ったことがない西伊豆のルートだったこともあり、先行体験に応募して見たところ、「あ、確かにカーナビだけでは走らないルートだし、一般ドラーバーを楽しい走りに連れ出してくれる可能性のあるアプリだな」という体験ができました。

一昔前の「走り屋」さんだったら好きそうな道、と言うのがいくつもあるのだと思います。そういったところも含めて走って楽しいコースを普通のドライバーに情報提供する位置付けのアプリだと思いました。

コース

今回のルートは、道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」から「出逢い岬」の設定で、伊豆中央道、修禅寺道路、西伊豆スカイラインを走ります。私なりの理解では、走りを楽しむのは西伊豆スカイラインがメインで、あとは土肥港までの途中の山道を安全第一で。

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道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」〜出逢い岬

実際にドライブで使ってアプリで得られる体験

カーナビとの違い

これは実際にスタート地点の道の駅で、カーナビのゴールの出逢い岬を目的地と設定してもこのルートは出てきません。遠回りですからね。有料道路優先検索モードでも西伊豆スカイラインは通らないルートの案内でした。
つまり、「西伊豆スカイラインが楽しいので走りたい!」と分かっている人のドライブルートを教えてくれるのがこのアプリの価値なのでしょうね。この点は現地で走り始めて直ぐに理解できました。

周囲の案内ガイド

確かにこれもカーナビでは味わえないもので、「この先駿河湾の展望が‥」とか「達磨山展望台の先には休めるところ(トイレ休憩や自販機がある所の意味だと理解しました)はありませんよ」とか、確かに有用な情報は提供されたのはよかったです。

BGM 機能

これは AWA についてよく分からず事前に調べたりアカウント作成をする準備をする余裕がなかったので、試すことができませんでした。ここは多分このアプリのウリの一つだと思うので、もう少し丁寧な説明をしておくべきだと思いました。

事前準備

アプリの導入(先行体験に限った話)

これは実際にアプリが公開された時には全く役立たない情報ですが、先行体験版は iOS アプリをテスト公開する際に使われる TestFlight と言う機能で配布されました。TestFlight 自体の存在は知っていたのですが、実際にテスターとして利用するのは初めてで興味津々でした。簡単に言うと、現時点で SUBAROAD アプリ自体は通常の App Store 経由ではアプリを見つけて導入することはできないのですが、一旦 TestFlight アプリを導入して TestFlight からテスト用のコードを入力すると App Store からアプリを導入できる、という流れでした。

ドライブに先立って軽く触った感じ

導入したらまずアプリを起動してみますよね。その後の流れは下のスクリーンショットのような感じでした。あとで改善要望点をまとめて書きますが、現時点で選択可能なルートがひとつしかないこともあり、やや混乱する構成に感じられました。
本来であれば恐らく、

  1. 実際にドライブに行く前に計画を立てる。「ホーム」タブからコースを選択し、コースのカスタマイズを行うと、「マイプラン」として登録される。

  2. 当日スタート地点に行ったら、「マイプラン」タブから登録ずみコースを選択してスタートする。  

と言う流れなのだと思いますが、現時点ではたった一つのコースを選んでいくと、BGM 選択でやや混乱してなんとか「保存する」まで辿り着いた途端大きな「出発する」ボタンが登場するので、「ああ、これは当日スタート地点でコース選択から一通りを行わなければいけないんだ!」と誤解してしまいました。現に私は事前に一通り触ったものの誤解して当日道の駅の駐車場で最初からやり直して「あーめんどくさい!」と感じました。
実際は事前にマイプラン作成を済ませておけば良いんだよ!と言うことが分かればよかったのですが、この誤解はテスターの印象には大きなネガティブポイントとなり得ます。

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起動画面から一つしかないコースをクリックすると「このコースを選択する」ボタンが

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「コース編集」ではまだ?編集機能は無い様子。「次へ」を押すとBGMの選択となっていきなり AWA が登場

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BGMの設定が終わると「保存する」ボタン。これを押すといきなり「出発する」ボタンが!

改善要望点

まだ開発途上のレベルなので、当然完璧に仕上がっているわけではないことを分かっていますが、気になったことをいくつか挙げておこうと思います。

アプリ自体

コースの充実

大前提ですが、無限にあるわけでは無いでしょうから長くアップデートされるアプリになるためにはどうしたら良いのか?ある意味楽しみではあります。

事前設定項目を分ける

AWA に関してもそうですが、ドライブバティ(ガイドのこと)に名前をつけるなんてのはコースの設定と別の初期設定の流れを作ってそこで行うのが良いと思います。もっと突っ込むと名前をつけても最初に自己紹介で名乗る以外登場しませんでした。

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SBR は最初から設定されていたものです

ガイドの音量が小さい

窓を開けて走っているとガイドの音をカーステレオから聞いていても声が小さくてよく聞こえませんでした。これは絶対に改善してほしい。

ガイド内容のバリエーションや更新

景色などは季節によって見所も変わると思いますので、ガイド内容は固定文言ではなく適当に更新されると良いと思いました。

Carplay 非対応であっても

Carplay に対応してくれるのが一番ですが、現在の非対応のままだとしても「接続を解除してください」と言うメッセージは適当なのでしょうか? なんだか接続を外さないと壊れてしまうかもしれないとか、機能しなくなるのではないか、という不安感が高まってやむなく一旦外して Bluetooth 接続しましたが、外したから特に何かできるようになるわけでも無いようです。非対応であっても Bluetooth 接続時と同じように音声はカーステレオからちゃんと出るので、「接続を解除してください」メッセージは不適当だと感じました。

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車で走り始める時に言われても‥

聞き逃したらおしまい?

音量の問題もありますが、ちょっと聞き逃してしまった!と言うことが何回かありました。Podcast アプリのように 10秒巻き戻しボタンがあっても良いかな、と一瞬思いましたが、現実にはドライブ中の操作も考えると難しいでしょうかね。

ナビゲーション機能

ナビゲーション機能自体は Mapbox と言う外部機能を使っているようでした。私が道を間違った際にもなんとか元に戻るルートはガイドしてくれましたし、実際のルートにさほど複雑なものがあるような使い方ではないので大きな問題はありませんでしたが、ゴールに近くなった時に下のようなルート表示になったことがありました。これは何なのだろう???

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これは時計回りに一周しなくちゃいけないの??

アプリ以外

アプリ内で周知するのも良いですが、アプリ自体の紹介の段階で幾つかもっと周知徹底しておいた方が良いことがいくつかあります。

BGM に関して

AWA とは何か?AWA を無料で使えるの?そのためには何をしておけば良いの?、間違えて有料プランを申し込んでしまったらどうしたら良いの?AWA 以外では例えば Apple Music ではダメなの?
ここは本当にわかりやすくしておかないと、誰も使わないと思います。

ルートの危険性について

「そこまで責任を負えるか!」とスバルに言われてしまうような気がしましたが、西伊豆スカイラインが終わった後の土肥への道は制限速度の 30km でもすれ違いは困難なくらいのカーブも結構あり十分な注意が必要です。後から「人をこの道に集めておいて‥」などを言われないように細い道などへの注意喚起は十分に行っておいた方が全ての人にとって良いかと思いました。

今後正式リリース以降使うに当たっては

事前のプランをもっとやっておきたい!

正式リリース時にどれだけの機能が追加されるのかはわかりませんが、このアプリだけではルートや周囲の見どころなどは十分わかりません。例えば今回であれば周囲の温泉やゴール地点周辺の土肥〜沼津あたりの美味しいお魚などちゃんと調べておけばよかったと思いました。このアプリでも音声ガイドで深海魚がどうのこうのとガイドしてくれましたが、走っているときに言われても調べられません!
やっぱり事前にしっかりした下調べはやっておきたいですね。

伊豆の記録

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まずはスタート地点でお腹の準備! @道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」

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美味しかった!いちごクリーム大福 @道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」

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アプリお勧めの達磨山展望台から富士山方面を‥(曇っていて富士山見えなかった😢)

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晴れていればこんな感じで見えるらしい。(Google Map より)

ユピテル LS70a にはほぼ満足なのだけれど - OBD 適応表に "SK5" も載せて欲しいな

昨年久々に購入した車(スバル フォレスター スポーツ)に装着した LS70a。以前乗っていた XV に装着していた単機能 (単にレーダーへの接近を通知するだけ) のレーダー探知機に比べると、機能も増えてあれこれ自己主張してます。最初は戸惑いもありましたがだいぶ馴染んできましたのでその様子などをちょっとだけ書いておこうと思います。

基本的な設定に関して

OBD アダプターの設定

ユピテルの探知機を車に OBD インターフェースで接続するに当たって、本体と車体を接続するアダプターにディップスイッチがあり、メーカー設定をしておく必要があります。

メーカー設定と言っても「スバル車だからスバル」、と言うような単純なものではなくスバル車でも車種(型式)によってはトヨタとかマツダに設定せよという場合もあります。素人の想像ですが車の製造メーカー自体を識別したいのではなく、その車側の OBD インターフェース機器のお話なのでしょうね。インターフェースのパーツなんて車製造メーカーの自社開発とは考えられないですから。想像はさておきユピテルのサイトには「OBDⅡアダプター適応表」 として各車メーカーの個々の車種(正確には『型式』)ごとにその設定が公表されており毎月更新されているようです。が、フォレスター スポーツ ("SK5") が発売された2020年 11月は仕方ありませんが現在の最新版である 「2021年 1月 28日版」になっても "SK5" が掲載されていません。
と言うことで LS70a としては "SK5" に装着するに当たってどの設定が正解なのか未だに不明なのですが装着編」の時に設定した「スバル」の設定のままにしています。内心では "SK5" はマイナーチェンジでその前の "SK9" からインパネ、電装等変わっていないので「マツダ」に設定すべきなのではないかと思っていますが、今のところ気になるような問題には気づいていないのでまぁ良しとしています。(ユピテルさん、早く "SK5" も掲載してください!)

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ユピテルの OBD のメーカー設定一覧にはまだフォレスター スポーツの型式 "SK5" が掲載されていない😢

「警報モード」の設定

上記の OBD アダプターの設定は一度行ってしまえばそれ以降変更する必要はないのですが、それ以外は色々好みに合わせて設定することができます。
レーダー探知機のメインの機能である取り締まり機器の検知とそれに伴う通知に関しては、警報モードとして細かな設定が可能になっています。 「LS70a の取説」を見ればわかりますが、受信したレーダーの種類受信した無線の種類GPS による位置情報から判断した各種注意情報(例えばオービス等)に関して山盛りの設定項目があります。最初の頃はマニュアルで細かく設定しようかな、とか考えていたのですが、LS70a の設定項目が多すぎることと、レーダー探知機以前にメインの車の各種設定項目やインパネの表示情報だけでも覚えきれない有様なので、LS70a はデフォルトのノーマルモードの設定としています。以下はその前提でのお話です。

馴染んだもの

設置位置

以前ご紹介した「装着編」での一番安定している位置から「設定/カスタマイズ編」でご紹介したように Aピラー三角窓むけ吹き出し口を避けて少し斜めでアールのあるちょっと不安定な場所に移していましたが、特に安定感も視認性も損なわれることなくバッチリ見やすいです。

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取り付け「面」としてはややアールがかかっていますが十分安定しています。

オービスの検知のお知らせ

以前使っていた単能機に比べると近接距離に合わせて複数回お知らせしてくれることや、その道路の制限速度が何キロであるか、それに対して超過しているかどうかを声で教えてくれます。他にもカメラの場所が正面(これは車線の真上と言うこと)か横に設置されているかも声と画像(イメージ)で教えてくれますので、通過時に「あー、コイツね。」と確認できるので、ちょっといい感じです。
でもここで一番良いのは制限速度を確認できることなのでしょうね。

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ユピテルさんのサイトから借用しました。これは路肩にカメラ設置の表示例ですね。

あと、このハイエンド機のウリであるレーザー (not レーダー) 探知機はまだお目にかかっていませんのでよく分かりません。

待ち受け画面 ▶︎ アナログ時計にしました

以前はカーナビのように常時地図表示にしていましたが最近はアナログ時計表示にしています。フォレスターの各種表示がビジーすぎて時計がどこにあるのか一瞬では思い出せないので、LS70s が見やすい時計として重宝しています。

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これもユピテルさんのサイトからの借用です。私は左上の丸型アナログ時計を設定しています。

データの更新

設定/カスタマイズ編」で色々設定してみたことをご紹介しましたが、その後は有償の「ityクラブ」の 35日プランを1ヶ月だけ利用してその後は更新しなかったので、オービスデータはその間(2020年 12月)に更新したのが最後です。しかし無料で更新できる公開交通取締と速度取締り指針データ(毎日更新データが提供)はスマホ経由で最新データを受信しています。「設定/カスタマイズ編」でも書いていましたが、自宅の wifi 経由のダウンロードはあまり現実的ではありません。最近の車では「エンジンのために暖機運転を数分間」なんてやりませんからね。エンジンかけて自宅 wifi に繋げたとしてもすぐに車を動かすので即 wifi 圏外です。それよりどこかで停止して落ち着いてスマホの操作ができるタイミングでワンタッチでテザリングを on にできるようにしておく方が現実的と考えています。

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Android 11 (Pixel 5) では「アクセスポイント」のタイルをワンタッチでテザリングを ON にでき、放置しておけば自動的に OFF になる。

馴染めないもの

カーロケ接近

以前「関西と違って東京のパトカーはみんなカーロケ (位置情報電波の発信 )を ON にしている」と聞いたことがありますが、実際走行中のパトカーはほとんどが ON にしているようで LS70a は何かしらその存在を教えてくれます。「何かしら」には「近寄った」とか「遠方に」とか自車との位置関係を表してくれる便利な機能があります。が、都内ではそもそも走行中のパトカーが沢山いて、それがみんなカーロケを発信してくれているので、しょっちゅうカーロケ情報が近づいたとか離れたとか知らされます。どうせ都内ではスピード違反を恐れるほどのスピードも出せていないのでこの検知は OFF にしておきたいです。しかし走行するのは都心だけではないので完全に OFF にするのはちょっと抵抗もあり、現在は ON のままです。
「カーロケ接近情報非通知エリア」を設定できるようになったら良いのですけれどね。

「開かずの踏切」のお知らせ

私の普段走る地域には結構私鉄の踏切があり、そこに近づくと「左方向 500 メートルに『開かずの踏切』があります」と教えてくれます。これは私にはいらないです。見知らぬ地域で電車のラッシュ時間帯には迂回路を探したがほうが良いのかもしれませんが、私の住んでいる近辺ではさほどの「開かずの踏切」状態はほとんどありませんし、お知らせされたから通過しない、と言うわけにも行かないです。
この機能だけは OFF にしたいですが、そのためにはマニュアル設定で全項目の ON/OFF を設定しなくてはならないのでそれもめんどくさくて今は ON のままです。

でも LS70a で満足

もともとそんなに飛ばす方ではないのでお守りや精神安定剤としての役割が大きいのですが、そう入ってもちょっと知らない幹線道路を走る時にオービスなどの存在を教えてもらえると安心します。
パトカーなんか見当たらない畑の中を走っていて「カーロケ接近中」を知ればそれなりに緊張を取り戻すのも事実ですね。
と言うわけで、フォレスター スポーツと共に安全なドライブのお供として満足しております。