昨年久々に購入した車(スバル フォレスター スポーツ)に装着した LS70a。以前乗っていた XV に装着していた単機能 (単にレーダーへの接近を通知するだけ) のレーダー探知機に比べると、機能も増えてあれこれ自己主張してます。最初は戸惑いもありましたがだいぶ馴染んできましたのでその様子などをちょっとだけ書いておこうと思います。
基本的な設定に関して
OBD アダプターの設定
ユピテルの探知機を車に OBD インターフェースで接続するに当たって、本体と車体を接続するアダプターにディップスイッチがあり、メーカー設定をしておく必要があります。

ユピテル レーダー探知機用 OBD2接続アダプター OBD12-MIII
- 発売日: 2016/07/16
- メディア: Automotive
と言うことで LS70a としては "SK5" に装着するに当たってどの設定が正解なのか未だに不明なのですが「装着編」の時に設定した「スバル」の設定のままにしています。内心では "SK5" はマイナーチェンジでその前の "SK9" からインパネ、電装等変わっていないので「マツダ」に設定すべきなのではないかと思っていますが、今のところ気になるような問題には気づいていないのでまぁ良しとしています。(ユピテルさん、早く "SK5" も掲載してください!)
「警報モード」の設定
上記の OBD アダプターの設定は一度行ってしまえばそれ以降変更する必要はないのですが、それ以外は色々好みに合わせて設定することができます。
レーダー探知機のメインの機能である取り締まり機器の検知とそれに伴う通知に関しては、警報モードとして細かな設定が可能になっています。
「LS70a の取説」を見ればわかりますが、受信したレーダーの種類、受信した無線の種類、GPS による位置情報から判断した各種注意情報(例えばオービス等)に関して山盛りの設定項目があります。最初の頃はマニュアルで細かく設定しようかな、とか考えていたのですが、LS70a の設定項目が多すぎることと、レーダー探知機以前にメインの車の各種設定項目やインパネの表示情報だけでも覚えきれない有様なので、LS70a はデフォルトのノーマルモードの設定としています。以下はその前提でのお話です。
馴染んだもの
設置位置
以前ご紹介した「装着編」での一番安定している位置から「設定/カスタマイズ編」でご紹介したように Aピラー三角窓むけ吹き出し口を避けて少し斜めでアールのあるちょっと不安定な場所に移していましたが、特に安定感も視認性も損なわれることなくバッチリ見やすいです。
オービスの検知のお知らせ
以前使っていた単能機に比べると近接距離に合わせて複数回お知らせしてくれることや、その道路の制限速度が何キロであるか、それに対して超過しているかどうかを声で教えてくれます。他にもカメラの場所が正面(これは車線の真上と言うこと)か横に設置されているかも声と画像(イメージ)で教えてくれますので、通過時に「あー、コイツね。」と確認できるので、ちょっといい感じです。
でもここで一番良いのは制限速度を確認できることなのでしょうね。
あと、このハイエンド機のウリであるレーザー (not レーダー) 探知機はまだお目にかかっていませんのでよく分かりません。
待ち受け画面 ▶︎ アナログ時計にしました
以前はカーナビのように常時地図表示にしていましたが最近はアナログ時計表示にしています。フォレスターの各種表示がビジーすぎて時計がどこにあるのか一瞬では思い出せないので、LS70s が見やすい時計として重宝しています。
データの更新
「設定/カスタマイズ編」で色々設定してみたことをご紹介しましたが、その後は有償の「ityクラブ」の 35日プランを1ヶ月だけ利用してその後は更新しなかったので、オービスデータはその間(2020年 12月)に更新したのが最後です。しかし無料で更新できる公開交通取締と速度取締り指針データ(毎日更新データが提供)はスマホ経由で最新データを受信しています。「設定/カスタマイズ編」でも書いていましたが、自宅の wifi 経由のダウンロードはあまり現実的ではありません。最近の車では「エンジンのために暖機運転を数分間」なんてやりませんからね。エンジンかけて自宅 wifi に繋げたとしてもすぐに車を動かすので即 wifi 圏外です。それよりどこかで停止して落ち着いてスマホの操作ができるタイミングでワンタッチでテザリングを on にできるようにしておく方が現実的と考えています。
馴染めないもの
カーロケ接近
以前「関西と違って東京のパトカーはみんなカーロケ (位置情報電波の発信 )を ON にしている」と聞いたことがありますが、実際走行中のパトカーはほとんどが ON にしているようで LS70a は何かしらその存在を教えてくれます。「何かしら」には「近寄った」とか「遠方に」とか自車との位置関係を表してくれる便利な機能があります。が、都内ではそもそも走行中のパトカーが沢山いて、それがみんなカーロケを発信してくれているので、しょっちゅうカーロケ情報が近づいたとか離れたとか知らされます。どうせ都内ではスピード違反を恐れるほどのスピードも出せていないのでこの検知は OFF にしておきたいです。しかし走行するのは都心だけではないので完全に OFF にするのはちょっと抵抗もあり、現在は ON のままです。
「カーロケ接近情報非通知エリア」を設定できるようになったら良いのですけれどね。
「開かずの踏切」のお知らせ
私の普段走る地域には結構私鉄の踏切があり、そこに近づくと「左方向 500 メートルに『開かずの踏切』があります」と教えてくれます。これは私にはいらないです。見知らぬ地域で電車のラッシュ時間帯には迂回路を探したがほうが良いのかもしれませんが、私の住んでいる近辺ではさほどの「開かずの踏切」状態はほとんどありませんし、お知らせされたから通過しない、と言うわけにも行かないです。
この機能だけは OFF にしたいですが、そのためにはマニュアル設定で全項目の ON/OFF を設定しなくてはならないのでそれもめんどくさくて今は ON のままです。
でも LS70a で満足
もともとそんなに飛ばす方ではないのでお守りや精神安定剤としての役割が大きいのですが、そう入ってもちょっと知らない幹線道路を走る時にオービスなどの存在を教えてもらえると安心します。
パトカーなんか見当たらない畑の中を走っていて「カーロケ接近中」を知ればそれなりに緊張を取り戻すのも事実ですね。
と言うわけで、フォレスター スポーツと共に安全なドライブのお供として満足しております。