KuriKumaChan’s diary

Kuri ちゃんと Kuma ちゃんの飼い主の独り言

G Suite を Google Workspace に切り替えた

一言で説明すると、利用中の有料の Gmail 及び Google の各種サービスのサブスク "G Suite" を"Google Workspace" に切り替えてた、というお話です。 Google が "G Suite" と言うブランド名を "Google Workspace" に切り替えたために、ユーザー側で切り替えの設定が必要となったために行っただけで、特に私にとって新たな value が発生したわけではない、と言う消極的な理由でした。そもそも無料で利用できる Gmail がありながら、毎月数百円支払っている有料サービスなので、万人向けではありませんし、具体的な Google Workspace の機能は Google のサイトを見ていただくとして、この記事はほとんど完全に自分の備忘録代わりです。

無量の Gmail があるのに、なぜ有料サービスを使うのか?

一言で片付けるのであれば、物好きだから、としか言いようがありませんが、それでは身も蓋もないので何かフツーの方々にも少しは恩恵がありそうなことを書いておこうと思います。

独自ドメインのメールが利用できる。

まず最初のポイントは、通常の Gmail では全てドメインが "@gmail.com" と決まっていますが、独自ドメインを持っていればそれを使って Gmail 同等サービスが利用できます。
(現在独自ドメインを持っていなければ、Google で新たなドメインを別途契約できます。)

ちなみにこれの何が良いかというと、一般ビジネスであれば独自ドメインを持って自社メールシステムを持つとなったときに、昔であれば独自のメールサーバーを運用することになりましたが、Gmail をベースとしたメールサービスを Google が提供しているので、自社でサーバーを運用する必要がなくなります。

私の場合、昔から結構多くの会社で、自社メールシステムとして独自のメールサーバーを運用する代わりに G-Suite を利用していることは知っていました(「会社のメールも Gmail なんだよね〜」と言う表現するしとが結構いる)。なので もともと G-Suite には興味があったと言うのが大前提です。
会社の退職にあたって、何年か前にはもう少しフリーランスとして積極的に働こう!という気持ちもあったため、G-Suite を契約しました。現実にはフリーランスとしての活動は大して行っていませんが、一応確定申告する対象の収入の活動にはこのメールアドレスを利用しています。

Google ドライブの容量が 30GB/ユーザー

もちろん容量を増やす方法は Google Workspace ではなくとも色々ありますし、そもそも無料の Gmail アカウント (15GB) で足りなければ無料アカウントを複数作成すると言う手段もあります。 当然もともとの無料の Gmail アカウントも併用しているわけですから、追加料金を払って 30GB と言うのが魅力的な人は限られているかもしれません。

オンラインミーティングの時間制限がない(Zoom 飲み会の代わり)

最近はこれが一番重宝しているかもしれません。
緊急事態宣言が解除された今でも、大人数の飲み会はまだ気がひけると言う人もいますし、色々な地方に行ってしまった友人などと軽く飲み会気分を楽しむにはオンライン飲み会は便利に使っています。最初は無料でも宣伝を兼ねて時間制限無しで利用できた Zoom なども当然無料では時間制限が設定されています。 数十分毎と言っても飲んで喋っているとあっという間なのでその度に繋ぎ直すのは興醒めですが、このサブスクに含まれる Google Chat では Zoom と同様な機能が時間無制限で利用できます。

ちょっとした金額

G Suite も Google Workspace も様々なグレードが提供されていますが、当然私は一番のエントリーレベル (Business Starter) です。いずれも月額 748円税込みです。まぁ、このくらいなら経費扱いで支払っても良いかな、って感じです。

G-Suite, Google Workspace って何ができるの?

詳細はリンク先を参考にしていただきたいと思いますが、本気のビジネス用サービスなので、これだけでオフィス相当製品からデバイスのセキュリティ管理までを管理者の管理ポリシーのもと一言的に管理することができます。単に「個人個人で Gmail アカウントとってください。」とは全く違います。(が、私はそこまで使い込んではおりません。)

support.google.com

移行推奨のメールが来たので手動移行したが、新旧サービスの比較表が誤解してしまう

この手のサービスの移行に伴う作業って、あまり注意を払わず適当に済ましてしまうのですが、今回手続きをしようとしたらちょっとびっくりすることがあって、サポートに問い合わせをして確認しました。

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切り替え先のプランである "Business Starter" ではドライブとちゃんとの行に「利用できません」と書いてある。

もともと利用していた G Suite Basic から新たなプランの Business Starter を選択したところ、サービスの「ドライブ」と「チャット」の行に「利用できません」との表示。さすがに新プランに移ってこれらのサービスが利用できなくなるのであればもう解約しようと考えて、念のためサポートに問い合わせしました。
結論としてはドライブもチャットも利用できると言うのが回答でした。ただ、ドライブのテンプレートに関するカスタム機能、チャットのチャットルーム機能が利用できないと言うことでした。ドライブのテンプレートはともかく、チャットルーム自体がわかっていなかったので調べたところ、 事前設定の利用目的を明示した会議室のようなもので、通常のオンライン会議(飲み会)で利用するグループチャットであれば問題なく利用できそうなので、安心して新プランに移行しました。