もう 8年前もに買ったコクヨのシュレッダーが壊れたので後釜を探して、結局初めて耳にした GBC のシュレッダーを買って使っています。半年以上使ってみて、冷却時間が 45分ということ以外満足しています。
コクヨのシュレッダーを 8年間使ってきたが - え!撤退していたの??
騙し騙し使ってきたコクヨのシュレッダーが昨年末にとうとう使えなくなってしまいました。
Amazon の購入履歴で確認すると 2014年の 1月に購入したものなので、丸々 8年間お世話になったことになり十分に活躍してくれたと思います。
最後の期間ではすぐに歯の間に目詰まりがおきたり、歯と歯の間のブラシのような部品が折れてしまうなど重症に。 1枚シュレッドするごとに目詰まりをドライバーで掃除しなくてはならなくなってしまいました。
多分私の使い方が悪く、郵送物のラベルなどをシュレッダーにかけたことが目詰まりの原因となってしまったようです。
後継選びは
コクヨはシュレッダーから撤退していたらしい
私が使っていたコクヨのシュレッダーはデスクサイドに置くタイプで、特に不満なく使ってきたので
「次もコクヨの同じタイプで」
と考えていたのですが、調べてもコクヨのシュレッダーを売っているところがありません。明確に「シュレッダーから撤退」という情報は見当たりませんでしたが、実質的に撤退したのでしょう。
ヨドバシ秋葉原に見に行くが
シュレッダーなんてそうそう買うものなのでは無いので、なかなか機種選定に当たっての土地勘がありません。もう少し若い時であれば徹底的に調べたのでしょうけれど、最近は気合を入れるのもままならず現物を見に行くことにしました。私の頭にある範囲でシュレッダーを多く展示していそうなのがヨドバシの秋葉原。ここには通路沿いに展示されている結構な数のシュレッダーがありました。
やはりコクヨはありませんが、ナカバヤシ、サンワサプライ、アイリスオーヤマやオーム電気などの日本のメーカー以外にもフェローズという US のメーカーのものがあり「へー、アメリカの電気製品って珍しいなぁ!」と少々びっくり。その日みた限りではマイクロカットや筐体のサイズ感などフェローズのものが一番良い印象でした (が、ちと高い)。結局決めきれず買わずに帰宅しました。
後継の条件として「マイクロカット & 1万円以下」 - 決めたのは GBC
どうも「不慣れなものを決める」って結構エネルギーが必要 (?) なようでしばらく放置していましたが、古い年賀状の処分に困ったのでネット情報だけで決めて買うことにしました。
ただ漫然と見ていても決められないので条件を設定してみました。
「マイクロカット」「裁断枚数 4枚以上」「10,000円以下」
「マイクロカット」にしたのは、使っていたコクヨのシュレッダーがクロスカット (4×40mm) で、この大きさだとたまに「名前が分かるじゃん!」ということがあったからです。そうそうあることではないのですが、もしより細かく裁断してくれるものがあるのならばそっちにしたいと思いました。
「裁断枚数」に関してはコクヨが 6枚だったのですが、自分の使い方では 4枚程度でも良いかな、と思ったからです。コクヨでも 6枚だと苦しそうでしたし、逆に 4枚くらいは同時に裁断できないと効率が悪いと思ったのです。
あとは値段ですね。
その条件で見つからなければ値段の条件を緩めようかと思ったのですが、条件を満たして評価も悪くなかったのが GBC のシュレッダー。
GBC ってあまり聞いたことがなかったのですが、コクヨのシュレッダーが詰まるようになって使い始めたメンテナンス用の潤滑剤シートをよくみると GBC 製でした。
意外と?良い感じの GBC - マイクロクロスカットは Good !
正直言って「アメリカ製の文房具なんてガサツな感じだろうな」とあまり期待していなかったのですが、実際に使ってみると結構いい感じです。
一つは大きさ。使い方としてはデスクサイド (床おき) というよりはデスクトップという感じです。高さが使っていたコクヨより低いからだと思います。私はサイドテーブルの上を整理してそこに置いて使うことにしました。裁断クズを捨てるための引き出しの取り回しを考えると少し高めの位置が良い感じでした。また何より床置きのスペースが空いたぶん部屋が広くなったような...
音もアメリカ製の割にはそんなに大きな音ではなく、一応「サイレント」を謳っていたコクヨのシュレッダーに比べて少し大きいかもしれない、という程度。夜中に使っても特に罪悪感はない程度。
マイクロクロスカットは裁断クズも小さくなった
マイクロクロスカット (3×8mm) というのはやっぱり細かいです。「印字が判別しにくい」という利点以外にも「カサが減る」というメリットもありました。特にコクヨのシュレッダーの切れ味が悪くなっていたので、しっかり切り取れていない裁断クズが繋がって結構カサが大きくなりがちでした。それに比べるととても裁断枚数あたりの裁断クズの体積が少なく、ゴミの収集に出す裁断クズのカサはとても小さくなりました。
唯一の欠点は、冷却時間
日常使っている際にはそう発生することはないのですが、まとまった量の紙を裁断しようとすると「オートカットオフ機能」なるものが働き、紙を投入しても吸い込まなくなり冷却を待たなければなりません。この機能が働いたのは使い始めて半年経った先日。昔の不要な書類が出てきたのでまとめて裁断していると紙を吸い込まなくなりました。コクヨでも連続運転を続けると一旦吸入をしなくなるので数分待って祭壇を試みますが、ランンプは光っているにも関わらず動きません。一瞬壊れたかと思ったのですが、取説を見ると
約45分後には再び資料することができます。
と。
正確に 45分測ったわけではありませんが、しばらくしたら使えるようになりホッとしました。
この冷却時間は長いですが、私の場合は普段裁断する紙類を溜め込まなければそんな状況にはならないので、うまく付き合っていきたいと思います。