今日の WWDC で発表になった iOS 17 の新機能の紹介を眺めていて、「お、これは今使っているアプリやサービスが不要になるかも?」と思ったのでちょっとだけ調べてみました。
「ライブ留守番電話」の登場で危うい? - スマート留守電
最初にびっくりしたのがこの機能でした。
ライブ留守番電話では、誰かが留守番電話を残す時にリアルタイムでメッセージが書き起こされ、ユーザーはそれを確認して、発信者がメッセージを残している間にその電話に出るかどうかを決めることができます。
「メッセージが書き起こされる」かつ「リアルタイム」ということで、
「お、今使っている留守電メッセージをテキスト化して LINE に送ってくれるスマート留守電」がいらなくなるかもしれない!」
と思いました。
スマート留守電はアプリではなく月額約 300円のサービスで今も利用しています。仕組みとしては実際は留守電というよりはソースネクストに転送されソースネクスト側でテキスト化して LINE 通知してくるものです。なので当然電話を相手が切った後にメッセージを目にすることになります。別にこれで不便だと感じたことはないのですが、Apple の「ライブ留守番電話」では相手が喋っている間にテキスト化されるようです。これって(ありがた味はともかく)凄いな!と思いました。
スマート留守電との併用は無理だろうな
ちょっと考えると「ライブ留守番電話」とスマート留守電の併用は無理だと分かります。相手の伝言メッセージをデバイス側でテキスト化したら、その後ソースネクストに転送しても相手はもう喋ってくれませんので、両側でテキスト化することは無理でしょう。
リアルタイム「だけ」なのだろうか?
さらに考えると、リアルタイムとは書いていますが、どこにも保存伝言メッセージに関しては触れていません。そっかー、Apple のことだから「セキュリティ上その場限り」なんだろうな。
と考えるとスマート留守電にはお金を払い続けなくてはなりそう..
「ジャーナル」の登場で乗り換え検討? - Day One
次に思ったのは「ジャーナル」です。
これが単体アプリなのか他のアプリの一機能なのか分かりませんが、愛用の Day One を上回る?昨日になりそうです。
apps.apple.com目を引いたのが
デバイス上の機械学習を活用してパーソナライズされた候補が表示され、ユーザーに日記をつけるきっかけを与えます。
という部分。これは Day One には無い機能なので、釣られるアピールです。
現実的にはスマホに促されなくても日記(メモ)は毎日書くことはありので、トータルの出来次第、ということでしょうか。
iOS, Mac アプリの Day One で四分音符 "♩" が入力しても表示されない。(1) - KuriKumaChan’s diary
iOS, Mac アプリの Day One で四分音符 "♩" が入力しても表示されない。(2) 追加資料の依頼 - KuriKumaChan’s diary
全ては秋のお楽しみ
それぞれ具体的にどのようなものかはまだ分かりませんが、実際に提供されるのはまだまだ先のようです。実際に出てきた時に思い出そう、と考えて今は忘れておくことにします。